(株)シグマクシス・ホールディングス【6088】の掲示板 2016/10/30〜2016/11/18

さて、太平洋戦争終結後、日本は新憲法を制定・発布するのことになるのやが。重要な点は新憲法は日本を占領したGHQの最高司令官マッカーサーの指示によりGHQが作成した「マッカーサー草案」を元にしてる事。先に言ったように彼は昭和天皇との会見で、その人となりを知って、日本には天皇と言うものが必要であり、天皇制存続を決定していた。明治憲法がその一条で天皇について述べているので、新憲法でも一条に天皇に関しての規定を述べる必要があったのや。新憲法下で天皇の位置をどう表現するか？　草案の中の天皇に関する条項作成を任された担当官は悩み悩んだのやが。色々な文献、過去法典などを調査した上、「象徴」と言う語を使うのが最も適切と決定したのや。それによって「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」と言う条文が出来上がったのや。天皇との関係につては下のサイトが参考になるので、読んで欲しい。〇日本国憲法以前の話　〇明治憲法　〇成立過程等
長々と「天皇と憲法」についてワテなりに述べて来たのやが。ワテも今の憲法にある表現が一番適切であると思うてるで。心ある読者はワテの言いたいこと理解してくれる事信じるで。
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