投稿一覧に戻る (株)シグマクシス・ホールディングス【6088】の掲示板 2016/06/18〜2016/10/29 289 しきちゃん 2016年8月27日 01:38 >>288 pkd*****さん、こんばんわ♪ >ここの「業績連動型株式報酬制度」なんですが、決算で利益が出たら役員賞与に代えて自社株を役員に支給すするという制度(たぶん)なので、役員は自動的に株主になり業績向上による株価上昇や増配をよほどの変人でない限り期待しますよね。 何事も功罪両面がありますから「業績連動型株式報酬制度」も良い面とそうでない面がありますから総合的な判断が大切です。 この制度は企業が株式を買い取って役員賞与に充てることによって士気を高めるという面では良い制度ですけど、企業の資産で株式を購入することですから当然企業資産はそれだけ減るわけですから問題がないわけではありません。一般に企業経営で士気を高めるやり方としてはストックオプションという制度を用いるのが普通ですが、これも発行株式数を増加させて株の希薄化を齎す問題があります。 あたしは「業績連動型株式報酬制度」は総合的には良い制度で、ストックオプションよりもいいやり方だと思っています。 >ところが四季報をみると配当性向がおかしく、15.3期の△16.2円益でも12円配当でその後の業績は予実算も含め右肩上がりなのに18.3期予の26.7円益でも12円予配当で4期連続でメリハリがなく何で?あくまでも予定なので配当は随時見直すのかもしれないけど、ちょっと不審なのは15.3期のマイナス決算でも配当していたので・・これって何か裏があるのか?裏があってもお・も・て・な・しなのか?単にIRが怠慢だけか? ううんわからない! 企業が赤字で利益を出していないのに配当を出すことはよくあることです。これも功罪両面があります。 まず勘違いしたらいけないことは、企業は投資家のために『お・も・て・な・し』で配当を出しているのでは断じてないという点です。企業は徹頭徹尾『自分たちの利益のため』に配当を出しているのです。さらに言えば、もし企業が赤字を垂れ流し続けながら配当を出し続ければ投資家にとっても全く利益にならないということです。 赤字を出し続けながら配当を出せば、企業の資産はどんどん目減りして財務状態がどんどん悪化します。そうすれば企業の社会的信用もどんどん落ちて株価もどんどん下落してしまいます。いくら配当が高くても株価が暴落してしまえば投資家は大損してしまいます。ですから赤字なのに配当を出すということは近い将来に経営が黒転することを強く示唆しているのです。ですから前々年度は赤字でしたが、このときすでに前期が黒字になることを強く示唆していたのです。 それから前期は黒字でしたが増配しなかったのは、前年度の配当性向が90%だったからです。つまり前期は黒字でしたが企業としては資産は増えなかったわけです。ですから今年度は10%程度の経常利益の増加では増配しなかったわけです。 また投資家は当然株価を気にしますが、投資家以上に株価を気にしているのが企業経営者です。どこの企業でも社長は毎日毎日株価を目を皿のようにして見てますよw 株価というのは企業自体の価値を端的に表しています。株価が低迷している企業は企業活動に悪影響を及ぼします。とくにコンサル系では致命的になりかねません。つまり株価が安いということは経営状態が良くないことは明らかですから、案件を見つけて契約するのに大きな支障を来します。さらに契約時に足元を見られて徹底的に値切られてしまいます。コンサルに限らず誰だって得体が知れない代物を買おうとは思わないでしょう。ですから企業は株価の下落に歯止めをかけるために無理をしてでも配当を出そうとするのです。粉飾決算をして配当を出していて問題になった企業はこれまでたくさんありますよw 企業にとって『ブランド力』というのは決定的とも言えるのです。あたしがQPを薦めるのも、あらゆる業種の中で経済的リスクに最も強い食品銘柄の中でブランド力No1だからです♪ 企業がマザーズやJASDAQなどから東証一部になると、売上高や営業利益が増加しなくてもそれだけで株価が急騰するのは、企業が『東証一部』というブランド力を勝ち取ったからなのです。このことを考えてもブランド力がどれほど重要かわかるでしょう。 Σも日本最大手の三菱商事がバックアップしていることが何といっても強いし、社長の人脈と経営手腕が一流で財務状態も非常に良いことが企業経営を支えているのです。ただ現在の株価は企業経営者にとっては耐え難いでしょう。最低でも公募価格以上にいち早くなってもらいたいと一番思っているのは間違いなく倉重社長ですよ♪ PS:しきちゃん様→”しきちゃん”ってよんでね♪ そう思う47 そう思わない32 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
しきちゃん 2016年8月27日 01:38
>>288
pkd*****さん、こんばんわ♪
>ここの「業績連動型株式報酬制度」なんですが、決算で利益が出たら役員賞与に代えて自社株を役員に支給すするという制度(たぶん)なので、役員は自動的に株主になり業績向上による株価上昇や増配をよほどの変人でない限り期待しますよね。
何事も功罪両面がありますから「業績連動型株式報酬制度」も良い面とそうでない面がありますから総合的な判断が大切です。
この制度は企業が株式を買い取って役員賞与に充てることによって士気を高めるという面では良い制度ですけど、企業の資産で株式を購入することですから当然企業資産はそれだけ減るわけですから問題がないわけではありません。一般に企業経営で士気を高めるやり方としてはストックオプションという制度を用いるのが普通ですが、これも発行株式数を増加させて株の希薄化を齎す問題があります。
あたしは「業績連動型株式報酬制度」は総合的には良い制度で、ストックオプションよりもいいやり方だと思っています。
>ところが四季報をみると配当性向がおかしく、15.3期の△16.2円益でも12円配当でその後の業績は予実算も含め右肩上がりなのに18.3期予の26.7円益でも12円予配当で4期連続でメリハリがなく何で?あくまでも予定なので配当は随時見直すのかもしれないけど、ちょっと不審なのは15.3期のマイナス決算でも配当していたので・・これって何か裏があるのか?裏があってもお・も・て・な・しなのか?単にIRが怠慢だけか? ううんわからない!
企業が赤字で利益を出していないのに配当を出すことはよくあることです。これも功罪両面があります。
まず勘違いしたらいけないことは、企業は投資家のために『お・も・て・な・し』で配当を出しているのでは断じてないという点です。企業は徹頭徹尾『自分たちの利益のため』に配当を出しているのです。さらに言えば、もし企業が赤字を垂れ流し続けながら配当を出し続ければ投資家にとっても全く利益にならないということです。
赤字を出し続けながら配当を出せば、企業の資産はどんどん目減りして財務状態がどんどん悪化します。そうすれば企業の社会的信用もどんどん落ちて株価もどんどん下落してしまいます。いくら配当が高くても株価が暴落してしまえば投資家は大損してしまいます。ですから赤字なのに配当を出すということは近い将来に経営が黒転することを強く示唆しているのです。ですから前々年度は赤字でしたが、このときすでに前期が黒字になることを強く示唆していたのです。
それから前期は黒字でしたが増配しなかったのは、前年度の配当性向が90%だったからです。つまり前期は黒字でしたが企業としては資産は増えなかったわけです。ですから今年度は10%程度の経常利益の増加では増配しなかったわけです。
また投資家は当然株価を気にしますが、投資家以上に株価を気にしているのが企業経営者です。どこの企業でも社長は毎日毎日株価を目を皿のようにして見てますよw
株価というのは企業自体の価値を端的に表しています。株価が低迷している企業は企業活動に悪影響を及ぼします。とくにコンサル系では致命的になりかねません。つまり株価が安いということは経営状態が良くないことは明らかですから、案件を見つけて契約するのに大きな支障を来します。さらに契約時に足元を見られて徹底的に値切られてしまいます。コンサルに限らず誰だって得体が知れない代物を買おうとは思わないでしょう。ですから企業は株価の下落に歯止めをかけるために無理をしてでも配当を出そうとするのです。粉飾決算をして配当を出していて問題になった企業はこれまでたくさんありますよw
企業にとって『ブランド力』というのは決定的とも言えるのです。あたしがQPを薦めるのも、あらゆる業種の中で経済的リスクに最も強い食品銘柄の中でブランド力No1だからです♪
企業がマザーズやJASDAQなどから東証一部になると、売上高や営業利益が増加しなくてもそれだけで株価が急騰するのは、企業が『東証一部』というブランド力を勝ち取ったからなのです。このことを考えてもブランド力がどれほど重要かわかるでしょう。
Σも日本最大手の三菱商事がバックアップしていることが何といっても強いし、社長の人脈と経営手腕が一流で財務状態も非常に良いことが企業経営を支えているのです。ただ現在の株価は企業経営者にとっては耐え難いでしょう。最低でも公募価格以上にいち早くなってもらいたいと一番思っているのは間違いなく倉重社長ですよ♪
PS:しきちゃん様→”しきちゃん”ってよんでね♪