(株)エナリス【6079】の掲示板 2017/02/01〜2017/02/06

節電取引、初回35億円　
大手が今夏需要期に備え
2017/2/3 20:18
企業
　企業や家庭が節約した電気の売買が始まった。経済産業省は3日、今年1月まで実施した国内初の公募で35億円分の電気が取引されたと公表した。東京電力ホールディングス系や九州電力などの大手が電気が不足しがちな夏の需要期に備えて調達する権利を買った。節電取引は電気の有効利用につながるため欧米で普及しており日本も続く。

　猛暑や発電所の故障で電気の需給にゆとりがなくなったときに、企業や家庭が節電に協力し、その電気を売り買いするしくみ。企業や家庭はお金をもらう。地域内の需給調整を担う電力大手が2017年度に節電で生まれる電気を供給してくれる企業を公募していた。

　東京電力パワーグリッド、中部電力、関西電力、九州電力の4社で合計95万8000キロワットの電気を調達する権利を35億9300万円で買った。