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    日蓮、その人を考える掲示板です。
    皆さんに日蓮観を書き込んで下さい。

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  • 【上行菩薩としての日蓮(高山樗牛著)】
     日蓮は、果して上行菩薩の化身なりや。彼は佛教の所謂る前世に於て、霊山会下に釈尊の付属を受けたりしや。是の如きは、吾人の知る所に非ず、又知るを要する所にもあらず。吾人は、唯日蓮が釈尊に対する無限の帰依によりて、吾」れは上行菩薩也 てふ金剛不壊の確信に到達したるを見るを以て、足れりとせむ。是の如き確信が今の学究輩によりて、如何の説明を得べきかは、吾人の関する所に非ず。唯是の確信が、日蓮の精神に於て、無上絶対の事実なることを知れば、則ち足る。見よ見よ、確信を得てより、彼の性格の偉大は、殆ど人界の規矩を超越しぬ。彼は、是れによりて天地人生の上に、無限の威力を得ぬ。其の意志と情熱と、共に天来の霊気によりて鼓吹せられぬ。 彼は、是れによりて預言の力、己の手にあることを信じ、祈祷の聴かざることなく、呪詛の行われざること無きを信じぬ。彼は是の確信の力によりて、天下萬国の一切衆生に向って、無上の権威を有てるものの如く教訓し、告知し、且つ命令せり。かれは、自ら是の如き権威を有せることを疑はざりし也。彼は、国家政府が是の確信の前には、如何に小弱なる者なるかを見ぬ。是を以て、当代の君主執権を指して、『僅かの小島の主』と軽んじ、天照太神、正八幡等の国神を『小神』と卑しめぬ。三世十方の世界を貫通して、久遠実成の無上道、妙法蓮華経の現証たる是の確信の前には、日月も其の光を失い、天地も其の大を失い、一切人天の衆生は帝王も乞食も、悉く皆一小児となりぬ。事茲に到りては、言の記すべきなく、文の述ぶべき無し。吾人は、唯帰命讃歎して、奄々の一語を反復するの外無き也。 遮莫、是の如き大いなる確信の下に活動せる、彼が半生の事業の、如何に雄大崇厳を極めたるかは、啻に鎌倉時代の偉蹟としてのみならず、啻に日本歴史の壮観としてのみならず、又実に人類永遠の史上に於ける一大事実として伝えらるべきもの也。吾人請ふ、篇を改めて少しく述ぶるところあらむ。

  • 【上行菩薩としての日蓮(高山樗牛著)】
     日蓮は、果して上行菩薩の化身なりや。彼は佛教の所謂る前世に於て、霊山会下に釈尊の付属を受けたりしや。是の如きは、吾人の知る所に非ず、又知るを要する所にもあらず。吾人は、唯日蓮が釈尊に対する無限の帰依によりて、吾」れは上行菩薩也 てふ金剛不壊の確信に到達したるを見るを以て、足れりとせむ。是の如き確信が今の学究輩によりて、如何の説明を得べきかは、吾人の関する所に非ず。唯是の確信が、日蓮の精神に於て、無上絶対の事実なることを知れば、則ち足る。見よ見よ、確信を得てより、彼の性格の偉大は、殆ど人界の規矩を超越しぬ。彼は、是れによりて天地人生の上に、無限の威力を得ぬ。其の意志と情熱と、共に天来の霊気によりて鼓吹せられぬ。 彼は、是れによりて預言の力、己の手にあることを信じ、祈祷の聴かざることなく、呪詛の行われざること無きを信じぬ。彼は是の確信の力によりて、天下萬国の一切衆生に向って、無上の権威を有てるものの如く教訓し、告知し、且つ命令せり。かれは、自ら是の如き権威を有せることを疑はざりし也。彼は、国家政府が是の確信の前には、如何に小弱なる者なるかを見ぬ。是を以て、当代の君主執権を指して、『僅かの小島の主』と軽んじ、天照太神、正八幡等の国神を『小神』と卑しめぬ。三世十方の世界を貫通して、久遠実成の無上道、妙法蓮華経の現証たる是の確信の前には、日月も其の光を失い、天地も其の大を失い、一切人天の衆生は帝王も乞食も、悉く皆一小児となりぬ。事茲に到りては、言の記すべきなく、文の述ぶべき無し。吾人は、唯帰命讃歎して、奄々の一語を反復するの外無き也。 遮莫、是の如き大いなる確信の下に活動せる、彼が半生の事業の、如何に雄大崇厳を極めたるかは、啻に鎌倉時代の偉蹟としてのみならず、啻に日本歴史の壮観としてのみならず、又実に人類永遠の史上に於ける一大事実として伝えらるべきもの也。吾人請ふ、篇を改めて少しく述ぶるところあらむ。

  • 【上行菩薩としての日蓮(高山樗牛著)】
     日蓮は、果して上行菩薩の化身なりや。彼は佛教の所謂る前世に於て、霊山会下に釈尊の付属を受けたりしや。是の如きは、吾人の知る所に非ず、又知るを要する所にもあらず。吾人は、唯日蓮が釈尊に対する無限の帰依によりて、吾」れは上行菩薩也 てふ金剛不壊の確信に到達したるを見るを以て、足れりとせむ。是の如き確信が今の学究輩によりて、如何の説明を得べきかは、吾人の関する所に非ず。唯是の確信が、日蓮の精神に於て、無上絶対の事実なることを知れば、則ち足る。見よ見よ、確信を得てより、彼の性格の偉大は、殆ど人界の規矩を超越しぬ。彼は、是れによりて天地人生の上に、無限の威力を得ぬ。其の意志と情熱と、共に天来の霊気によりて鼓吹せられぬ。 彼は、是れによりて預言の力、己の手にあることを信じ、祈祷の聴かざることなく、呪詛の行われざること無きを信じぬ。彼は是の確信の力によりて、天下萬国の一切衆生に向って、無上の権威を有てるものの如く教訓し、告知し、且つ命令せり。かれは、自ら是の如き権威を有せることを疑はざりし也。彼は、国家政府が是の確信の前には、如何に小弱なる者なるかを見ぬ。是を以て、当代の君主執権を指して、『僅かの小島の主』と軽んじ、天照太神、正八幡等の国神を『小神』と卑しめぬ。三世十方の世界を貫通して、久遠実成の無上道、妙法蓮華経の現証たる是の確信の前には、日月も其の光を失い、天地も其の大を失い、一切人天の衆生は帝王も乞食も、悉く皆一小児となりぬ。事茲に到りては、言の記すべきなく、文の述ぶべき無し。吾人は、唯帰命讃歎して、奄々の一語を反復するの外無き也。 遮莫、是の如き大いなる確信の下に活動せる、彼が半生の事業の、如何に雄大崇厳を極めたるかは、啻に鎌倉時代の偉蹟としてのみならず、啻に日本歴史の壮観としてのみならず、又実に人類永遠の史上に於ける一大事実として伝えらるべきもの也。吾人請ふ、篇を改めて少しく述ぶるところあらむ。

  • 【日蓮は大不忠漢也】
     天外生の疑惑に対する吾人の答弁は、極めて簡単也。曰く、日蓮は生の疑える如く、日本国の滅亡を意とせざりし生の所謂大不忠漢なりき。然れども驚くなかれ。吾人の是の語を誤らざらむと欲せば、読者は先ず「国」てふ文字の眞意義を解せざるべからず。 此世に於て最も大いなるものは、必ずしも国家には非ざるぞかし。最も大いなるものは法也。信仰也。而して法は事ふるの人も、亦時としては国家よりも大いなることある也。是の如き人ありては、法によりて浄められたる国土に非ざれば、真正の国家に非ざる也。日蓮は即ち是の如き人なりき。 世の日蓮の国家主義を説くもの、吾人数々是を聞けり。然れども畢竟是れ贔屓の引き倒しのみ。嗚呼国家的宗教と云ふが如き名目の下に、自家宗門の昌栄を誇らむとする僧侶は禍なる哉。斯かる俗悪なる僧侶の口より、其の国家主義を讃美せられつつある日蓮上人は気の毒なる哉。

  • 【日蓮は大不忠漢也】
     天外生の疑惑に対する吾人の答弁は、極めて簡単也。曰く、日蓮は生の疑える如く、日本国の滅亡を意とせざりし生の所謂大不忠漢なりき。然れども驚くなかれ。吾人の是の語を誤らざらむと欲せば、読者は先ず「国」てふ文字の眞意義を解せざるべからず。 此世に於て最も大いなるものは、必ずしも国家には非ざるぞかし。最も大いなるものは法也。信仰也。而して法は事ふるの人も、亦時としては国家よりも大いなることある也。是の如き人ありては、法によりて浄められたる国土に非ざれば、真正の国家に非ざる也。日蓮は即ち是の如き人なりき。 世の日蓮の国家主義を説くもの、吾人数々是を聞けり。然れども畢竟是れ贔屓の引き倒しのみ。嗚呼国家的宗教と云ふが如き名目の下に、自家宗門の昌栄を誇らむとする僧侶は禍なる哉。斯かる俗悪なる僧侶の口より、其の国家主義を讃美せられつつある日蓮上人は気の毒なる哉。

  • 【日蓮は大不忠漢也 3】
     世の日蓮の国家主義を説くもの、吾人数々是を聞けり。然れども畢竟是れ贔屓の引き倒しのみ。嗚呼国家的宗教と云ふが如き名目の下に、自家宗門の昌栄を誇らむとする僧侶は禍なる哉。斯かる俗悪なる僧侶の口より、其の国家主義を讃美せられつつある日蓮上人は気の毒なる哉。

  • 【日蓮は大不忠漢也 2】
     此世に於て最も大いなるものは、必ずしも国家には非ざるぞかし。最も大いなるものは法也。信仰也。而して法は事ふるの人も、亦時としては国家よりも大いなることある也。是の如き人ありては、法によりて浄められたる国土に非ざれば、真正の国家に非ざる也。日蓮は即ち是の如き人なりき。

  • 【日蓮は大不忠漢也】
     天外生の疑惑に対する吾人の答弁は、極めて簡単也。曰く、日蓮は生の疑える如く、日本国の滅亡を意とせざりし生の所謂大不忠漢なりき。然れども驚くなかれ。吾人の是の語を誤らざらむと欲せば、読者は先ず「国」てふ文字の眞意義を解せざるべからず。

  • 【上行菩薩としての日蓮(高山樗牛著) 7】
     遮莫、是の如き大いなる確信の下に活動せる、彼が半生の事業の、如何に雄大崇厳を極めたるかは、啻に鎌倉時代の偉蹟としてのみならず、啻に日本歴史の壮観としてのみならず、又実に人類永遠の史上に於ける一大事実として伝えらるべきもの也。吾人請ふ、篇を改めて少しく述ぶるところあらむ。

  • 【上行菩薩としての日蓮(高山樗牛著)6】
     是を以て、当代の君主執権を指して、『僅かの小島の主』と軽んじ、天照太神、正八幡等の国神を『小神』と卑しめぬ。三世十方の世界を貫通して、久遠実成の無上道、妙法蓮華経の現証たる是の確信の前には、日月も其の光を失い、天地も其の大を失い、一切人天の衆生は帝王も乞食も、悉く皆一小児となりぬ。事茲に到りては、言の記すべきなく、文の述ぶべき無し。吾人は、唯帰命讃歎して、奄々の一語を反復するの外無き也。

  • 【上行菩薩としての日蓮(高山樗牛著)5】
     彼は、是れによりて預言の力、己の手にあることを信じ、祈祷の聴かざることなく、呪詛の行われざること無きを信じぬ。彼は是の確信の力によりて、天下萬国の一切衆生に向って、無上の権威を有てるものの如く教訓し、告知し、且つ命令せり。かれは、自ら是の如き権威を有せることを疑はざりし也。彼は、国家政府が是の確信の前には、如何に小弱なる者なるかを見ぬ。

  • 【この本に注目あれ】
    駒井蘭太郎著『筑海の具気』(文芸社)は今秋の読書界の話題独占だ。

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