(株)アイリッジ【3917】の掲示板 2017/03/08〜2017/06/23

バリュエーション判断
前回強気⇒強気
目標株価4500 円→6000 円

1 企業のO2O（Online to Offline）支援の拡充を推進
O2O とは、消費者にインターネット（Online）のWeb サイト やスマートフォンアプリを通
じて情報を提供し、実店舗（Offline）への集客や販売促進に繋げることである。今後、ア
プリペイメント（アプリを活用した決済）などの機能を一段と拡充し、個々のユーザーの購
買を主とした行動全体を網羅したサービスの提供を行う。
2 O2O ソリューションプラットフォーム「popinfo」の利用ユーザー数は順調に増加
「popinfo（ポップインフォ）」は、企業の集客・販売促進に必要な情報配信機能、ユーザー
管理機能、会員証機能、ポイント管理機能などを備えている。企業は、一般ユーザー向
けに提供するアプリにpopinfo を組込むことで、アプリをダウンロードしたユーザーの待
受画面に情報を発信できる。利用ユーザー数は17/1 月末で5520 万人。
3 電子地域通貨のプラットフォームを開発、サイバーエージェント（4751：東1）と連携
飛彈信用組合と協業し、ブロックチェーン技術を活用した電子地域通貨のプラットフォー
ムの開発をスタート。サイバーエージェントの「AIR TRACK」と「popinfo」との機能連携に
よる、ターゲティングの強化や「アプリ広告から来店・購買までのデータ解析の強化」など
新領域への取り組みを強化へ。
4 17/7 期会社計画は上振れを期待
17/7 期2Q（累）は売上の拡大、内製化の進展による原価率の改善などにより、好調なス
タート。新規サービス・新規事業の取り組みを強化するため、下期以降、人件費や採用
費、開発コストが増加する見通しから、通期会社計画は据え置かれたが、クリアへ。
投資判断は強気を継続、目標株価は6000 円に引き上げ
株価指標面では割高感があり、事業拡大に向け先行投資や人員拡充が利益を抑えること
が難点だが、今後の成長に向けての取組みが拡充しつつあることや同社の事業資質、技術力
などを高く評価し、目標株価は6000 円（昨年1/4 日高値）に引き上げ。一段の押し目狙いで。