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  • 【ダム計画等治水計画の目標値が宇宙誕生以前の膨大な捏造値であることの論拠(6a)】
    [薄川流出解析]降雨パターンの引伸ばし・流出解析結果

    対象降雨(群)とは洪水防御計画の目標である治水安全度(計画規模)に対応する降雨(群)のことでありますが、薄川の場合は降雨継続時間を「1日(午前0時から午後24時までの24時間)」と定め、「1日雨量」の年最大降雨量データを用いてトーマス法により、計画規模「1/80」に対応する降雨量「160mm/日」を求め、これを対象降雨の降雨量として採用しています。過去の実績降雨量のデータとして、「160mm/日」を越えるものは殆んどないので、数個の実績降雨(群)を「160mm/日」まで引き伸ばして得たこの人工降雨(群)を対象降雨(群)と呼び、「洪水流出モデル」という手法を用いて各対象降雨の洪水ハイドログラフを人工的につくり出し、この人工洪水ハイドログラフ群の中から洪水防御計画の目標である「基本高水(洪水ハイドログラフ)」を決定し、そのピーク流量を「基本高水流量」と呼んでいます。
    それではこのようにして人工的に算出された薄川の基本高水及び基本高水流量が本当に正しいか、実際にその算出過程を検証してみることにします。
    [図-1]に、薄川の基本高水算出に用いられている「1961/06/28降雨」の引伸ばし前後の降雨パターンを示します。これは長野地方気象台松本測候所の降雨量データに、長野県建設部が種々の補正を行って作成したものであり、長野地方気象台の原本とは大きく異なり、任意の「24Hr、48Hr、72Hr」での降雨量は原本「69mm、111mm、157mm」に対し、補正後は「115mm、159mm、210mm」、この降雨の年超過確率に大きく影響を及ぼす「2Hr、3Hr」での集中降雨量は、原本「30mm、35mm」に対し、補正後は「51mm、61mm」となっております。原本の場合、集中降雨量「2Hr,30mm」の場合には「24Hr、48Hr、72Hr」での降雨パターンの超過確率年(年超過確率の逆数)は「10.7、17.0、40.0」、集中降雨量「3Hr,35mm」の場合には「7.0、12.2、27.3」となります。補正後は、引伸ばし前後の超過確率年を原本の場合と同じ累積発生頻度曲線を用いて求めると[表-1]に示したようになりますが、原本の場合と比較して引伸ばし前でも降雨パターンの超過確率年が治水安全度の超過確率年「80」を著しく越えており、引伸ばし後は天文学的数字に近づいていることがわかります。薄川流域協議会で入手した、長野県建設部が補正を行った降雨群のデータを用いて累積発生頻度曲線を求め、24Hrの場合について、引伸ばし前の「115mm、集中降雨量:2Hr,51mm、Pn=0.44、Pm=0.075、p=1.0」及び「115mm、集中降雨量:3Hr,61mm、Pn=0.44、Pm=0.10、p=1.0」のときの超過確率年を求めると「30」及び「23」、引伸ばし後の「226mm、集中降雨量:2Hr,100mm、Pn=0.01、Pm=0.01、p=0.79」及び「226mm、集中降雨量:3Hr,120mm、Pn=0.01、Pm=0.015、p=0.38」のときの超過確率年を求めると「7900」及び「7600」となり、引伸ばし後は目標値である超過確率年「80」を著しく超える値となっていることがわかります。
    河川砂防技術基準の「2.6.4 降雨の時間分布及び地域分布の決定」には「単純に引伸ばすことによって著しく不合理が生ずる場合には、修正を加えるものとする。」と規定され、解説欄では具体的な処理法として「短時間に降雨が比較的集中しているパターンを引き伸ばした結果、洪水のピーク流量に支配的な継続時間内での降雨強度の超過確率が、計画規模の超過確率に対して著しく差異があるような場合には、対象降雨として採用することが不適当あると考えられるため、当該降雨パターンの引伸ばし降雨を対象降雨から棄却すること。」述べられています。
    降雨パターンと洪水ハイドログラフは「1:1の対応関係」にあり、降雨パターンの年超過確率は洪水ハイドログラフの年超過確率とみなすことができます。年超過確率が治水安全度(計画規模の年超過確率)「1/80」よりも著しく小さい[図-1]に示された引伸ばし降雨パターンは当然棄却されるべきものであります。
     年最大降雨量がグンベル分布をなすことは一般常識のようでありますから、引伸ばし前の年超過確率が「1/30」及び「1/23」となるような集中降雨型の降雨パターンを2倍近くも引伸ばすと、その引伸ばし降雨パターンの年超過確率が「1/80」よりも著しく小さくなることは引伸ばし前に十分予知できることであります。浅川の場合と同様に、必要以上の引伸ばしを行って、いたずらに大きな集中降雨量を創り出している意図をありありと感じとることができます。
     以上述べたような、[図-1]に示す引伸ばし降雨パターンを用いて「貯留関数」という洪水流出モデルにより、計画基準点である田川合流点における洪水ハイドログラフを算出した結果は[図-2]に示すとおりです。[図-2]においてピーク値は「576m3/s」となっておりますが、これを丸めて基本高水流量「580m3/s」と決定しています。
    二言目には「基準に則って計算しているから正しい。」の一点張りでありますが、上述したように、引伸ばし降雨パターンについても「全く基準を守っていない。」といった有様であり、「580m3/s」についても全く信用できない以上、実測値による検証が必要であります。 
     年最大降雨量がグンベル分布をしているのに対し、年最大ピーク流量は正規分布に近い分布をしているので、これを「正規分布」と近似し、薄川における「2004~2013」の10年間に得ることがてきた年最大ピーク流量の実測値10個を用いて平均値X及び標準偏差σを求めると、「X,σ」=「17.96m3/s,9.582m3/s」となり、これより年超過確率「1/80」に対応する年最大実測ピーク流量を推定すると「39.4m3/s」となりますが、超過確率年「2429」、ピーク流量「37.1m3/s」で、降雨量・ピーク流量ともに過去100年間で最大であったと推定される2006/7/18洪水と比較して、この「39.4m3/s」は高めに余裕のある値と言えます。
    長野県建設部が提示する基本高水流量「580m3/s」と「39.4m3/s」とを比較しますと、「(580/39.4)≒14.7倍」となり、「580m3/s」が途轍もなく膨大な、地球はおろか宇宙誕生以前の我々には想像もできない超過確率年を持つ架空の捏造洪水ピーク流量であることがわかります。
     降雨量を計画規模「1/80」まで引伸ばしても基準を守って計算を行えば、ピーク流量が2倍を超えることはあり得ないので、引伸ばし前の降雨パターンを用いて貯留関数より求めたピーク流量が「39.4m3/s」の7倍以上になるように、「膨大な水増しのトリック」がなされていることが明確に推察できる故、算出過程の詳細な検証を行ってみる必要があります。
     基本高水流量算出におけるこの「膨大な水増しのトリック」は、各河川により多少の差異はありますが、ダム建設が進められている浅川をはじめ、基本高水流量が提示されている長野県下の全ての河川に共通になされているトリックであります。

     ※参考資料
      http://www.nsige.net/page74.html
     http://www.nsige.net/page88.html
      http://www.nsige.net/page104.html
      http://www.nsige.net/page119.html
      http://www.nsige.net/page186.html

    松本地方の年最大降雨量分布(長野地方気象台松本測候所測定値による。) [薄川流出解析]降雨パターンの引伸ばし・流出解析結果  対象降雨(群)とは洪水防御計画の目標である治

  • 【薄川流出解析:計算式の常数の検証】
    計画基準点である田川合流点において、計画規模「1/80」に対応する基本高水流量として、引伸ばし降雨パターンを用いて、貯留関数法により、長野県建設部が算出した「580m3/s」と実測値から算出される「39.4m3/s」とを比較すると「(580/39.4)≒14.7倍」となり、「580m3/s」が途轍もなく膨大な宇宙誕生以前の超過確率年を持つ捏造洪水ピーク流量であることがわかります。基準を守って正しく計算を行えば、降雨量を計画規模「1/80」まで引伸ばしても計算値が実測値の2倍以上になることはあり得ないから、引伸ばし前の段階でピーク流量が「39.4m3/s」の7倍以上になるように水増しされていることがわかります。
    科学技術の世界においては、常数の定まっていない計算式を使用する場合には、予め実験を行ってその計算式の常数を定める必要があります。「貯留関数」にも流域定数(初期値)として「I、K、P、Tl」の4つがありますが、長野県建設部は流出解析書の中で、実験によることなく、各河川流域ごとに独断と偏見で以て、これら4つの常数を決定しています。決定された常数が適正か否かを確認するには実測洪水ハイドログラフと計算洪水ハイドログラフとの比較検証が必要です。薄川流出解析書には検証の事例として大仏ダム計画地の直下流に位置する厩所橋直上流での実測値を用いた4つの検証事例があげられていますが、その内の1つである「1983/9/28(S.58/9/28)洪水」の事例を[図-1]に示します。[図-1]において「○:実測値」、「実線:計算値」となっています。薄川流出解析書によると、実測ピーク流量に対する計算ハイドログラフ全体の「エラー:E」は「E=0.004」、実測ピーク流量に対する計算ピーク流量のエラーは「[(116-111)/116]=0.043」となり、実測値と計算値は見事な一致をなしています。
    自然河川での洪水流量測定において「10%~20%」の測定精度を確保するのは容易でないこと、長野県建設部の測定現場へ行ってみれば一目瞭然でありますが、測定精度「10%~20%」はおろか、測定不可能と言った方がよいくらいの劣悪条件下の場所での実測値であること、計算式の常数は実験によることなく独断と偏見で以て決定した信頼度「0」とも言える値であること、等々からして「見事な一致」が「真っ赤なウソ」であることはすぐにわかります。この「真っ赤なウソ」を明確にするために定量的な調査を行ってみることにします。
    [図-2]に薄川で発生した「2004/10/21洪水の実測ハイドログラフ(洪水当時、河床整備以前の劣悪河道状態での実測値)」、[図-3]に「1983/9/28洪水」及び「2004/10/21洪水」の降雨パターン、[表-1]にこれらの降雨パターンの超過確率年を示します。両洪水はともに台風によるもので、その降雨パターンは酷似していることが[図-3]よりわかります。また、両降雨ともに任意24時間での降雨パターン(洪水ハイドログラフと「1:1」の対応関係にある。)の超過確率年は計画規模「80」を越えていることが[表-1]からわかり、両降雨がもたらす洪水ピーク流量も同程度であると推定できます。
    そこで、[図-1]に示した「1983/9/28洪水」の実測ピーク流量「116.0m3/s」と[図-2]に示した「2004/10/21洪水」の実測ピーク流量「27.9m3/s」とを比較すると「(116.0/27.9)=4.2倍」となります。2005年末に厩所橋直下流の河床整備が行われたが、河床整備前は河床の洗堀等がひどく、2006年以後と比較して流量測定条件が劣悪で測定エラーが大きかったので2006/07/19洪水等を参考にして補正を行い、「27.9m3/s」に替えて「24.4m3/s」を採用することにし、この値と「116.0m3/s」とを比較すると「(116.0/24.4)=4.8倍」となります。参考までに、信州大学農学部の測定値「25.1m3/s」と比較すると「(116.0/25.1)=4.6倍」となります。即ち、長野県建設部が検証用として採用している1983/9/28洪水のピーク流量の実測値は実際値のおよそ5倍程度になるように水増し(捏造)された値になっています。「1983/9/28降雨」よりも降雨強度が著しく小さい他の3つの事例「1982/6/3,1982/9/12,1985/6/30の各洪水」の実測ピーク流量についても数倍の水増しが行われており、この「水増し倍数」は集中降雨の強度が大きい降雨による洪水ピーク流量ほど大きくなるようにトリックがなされています。治水を口実に巨大治水ダムを建設して莫大な税金をムダ使いするために、貯留関数という科学性のない計算式を利用して洪水防御計画の目標値である基本高水流量を膨大なピーク流量になるように机上で捏造し、同時にこの捏造計算値に合うように実測値も捏造し、嘘が発覚しないように見事なトリックを施していると言えます。薄川流出解析書で述べている「計算式の常数の検証を行った結果、計算値と実測値は見事な一致をなしている。」は全くの嘘で、この「計算値と実測値の見事な一致」と言うトリックによって「膨大な基本高水流量の捏造の事実」を隠蔽しているのです。過大基本高水流量の原因を「降雨量の引伸ばし」に求めがちですが、実は、「計算値及び実測値の捏造、両者の見事な一致」と言うトリックこそが過大基本高水流量の最大の原因であって、「降雨量の引伸ばし」はトリックの一部に過ぎないのです。そして、このトリックは、ダム建設が進められている浅川をはじめ、本川・支川を問わず、基本高水流量が提示されている長野県下の全ての河川の基本高水流量算出において共通になされているトリックであります。聖書に述べられている伝説の洪水「ノアの洪水」はおろか、宇宙誕生以前のこの膨大な捏造洪水ピーク流量を長野県民及び国民に対しては「80年に1度の洪水ピーク流量である。」と全く嘘の説明を行って、必要をはるかに超える巨大治水ダムを何十年にもわたり建設し続け、莫大な税金のムダ使いを行ってきたのがこれまでのダム行政の実態であると断言できます。長野県には一級河川である信濃川、木曽川及び天竜川が流れています。全国の一級河川を管理しているのは国土交通省であること、これら一級河川の支川で長野県に管理が委託されている河川についても洪水防御計画の認可は国土交通省が行っていること、計画は国土交通省が定めた河川砂防技術基準にもとづいて行われていること、等々からして、もし、この膨大な基本高水流量の捏造が長野県だけのものならば、必ず全国的な大矛盾が生じてしまい、このような官僚の詐欺行為が何十年にもわたり見過ごされてきたのは余りにも不自然であります。従って、この「膨大な基本高水流量」の捏造の真犯人は国土交通省であり、関係都道府県は実行犯であると断言してよいでしょう。
    以上、治水を口実に国民をだまして莫大な税金のムダづかいを行ってきた官僚の国家的詐欺行為は許し難いことです。この国が借金地獄の実質倒産国家に転落してしまったのも至極当然と思えてきます。国民は「増税賛成、増税反対」の前に、官僚が公共事業を口実に行っている「莫大な税金のムダ使い」の事実にもっと目を向けて監視する必要があると思います。

    ※参考資料
      http://www.nsige.net/page104.html
     http://www.nsige.net/page38.html
      http://www.nsige.net/page115.html
      http://www.nsige.net/page119.html
      http://www.nsige.net/page74.html
      http://www.nsige.net/page88.html
      http://www.nsige.net/page151.html
      http://www.nsige.net/page186.html

    松本地方の年最大降雨量分布(長野地方気象台松本測候所測定値による。) 計画基準点である田川合流点において、計画規模「1/80」に対応する基本高水流量として、引伸ばし降雨パ

  • 【治水を口実に莫大な税金のムダ使いを行っている「ダム行政の実態」】
    ダム計画の目標値である基本高水流量に疑問を抱き、調査を行って見ると、我々国民を巧妙にだまし、計画規模に対応する基本高水流量(洪水ピーク流量)として実測値から得られる正しい値の約10倍以上にもなるように基本高水流量を捏造し、これをダム計画の目標値に掲げて巨大治水ダムを建設し、莫大な税金のムダ使いを行ってきたのがこれまでのダム行政の実態です。
    私はかって薄川流域協議会に参加したことがきっかけで、長野県が洪水防御計画の目標値に掲げている「基本高水流量」は膨大な捏造値であるとわかり、何度となく訂正の申立てを行ないましたが、全くダメでした。そこで、この捏造の実態を国民に知らせる必要があるとの思いから、松本市街を流れる薄川の計画基準点である田川合流点及び長野市街を流れる浅川の富竹水位観測所の両地点での洪水流量を実測し、薄川は10年間分、浅川は7年間分の年最大ピーク流量の実測値を得ることができました。年最大ピーク流量の分布はほぼ正規分布として近似できるので、年超過確率が「計画規模の年超過確率(薄川:1/80、浅川:1/100)」に対応する年最大ピーク流量をXp、年超過確率が「137億(宇宙年齢相当)分の1」に対応する年最大ピーク流量をXuとおいて、この(Xp、Xu)を年最大実測ピーク流量分布より推定すると、薄川の田川合流点では「(Xp、Xu)≒(39.43m3/s,79.38m3/s)」、浅川の富竹水位観測所では「(Xp、Xu)≒(19.92m3/s,37.32m3/s)」となりますが、これらの値と長野県建設部が計画規模の年超過確率「薄川:1/80、浅川:1/100)」に対応する基本高水流量として提示している「薄川:580m3/s、浅川:200m3/s」とを比較すると、薄川の田川合流点では「(580/39.43)≒14.7倍、(580/79.38)≒7.3倍」、浅川の富竹水位観測所では「(200/19.92)≒10.0倍、(200/37.32)≒5.4倍」となり、「580m3/s」及び「200m3/s」は実測値から得られた値の「約14.7倍」及び「約10.0倍」となり、伝説の洪水である「ノアの洪水」はおろか、全くデタラメとしか言いようのない「宇宙誕生以前の途轍もなく膨大な捏造洪水ピーク流量」であることがわかります。
    薄川での2006/7/19洪水(写真1及び写真2にほぼピーク時の状況を示します。)の任意72時間での降雨量は248mm、降雨パターン(洪水ハイドログラフと「1:1」の対応関係にある。)の年超過確率は1/2429程度、田川合流点でのピーク流量は「37m3/s」、浅川での2004/10/20洪水の任意24時間での降雨量は126mm、降雨パターンの年超過確率は1/306程度、富竹水位観測所でのピーク流量は「12.85m3/s」でしたが、過去100年間で最大級であったこれらの降雨・洪水を参考にすると上記の捏造倍率は更に大きいと推定されます。
    ここに示した薄川及び浅川の例のように、ダム王国長野県で基本高水流量が提示されている他の全ての河川の基本高水流量についても約「10~20倍」の水増し(捏造)が行われ、嘘が発覚しないように巧妙な辻褄合わせが行われています。このような途轍もなく膨大な宇宙誕生以前の架空の捏造洪水ピーク流量を我々国民に対しては「80年に1度とか、100年に1度の洪水ピーク流量である。」と全くの嘘をついて、我々国民を何十年にもわたりだまし続け(悪質極まりない国家的詐欺)、必要をはるかに超える巨大治水ダムを建設し、莫大な税金のムダ使いを続けてきたのがこれまでのダム行政の実態と言えます。
    この途轍もなく膨大な水増しの手口は何か、算出過程をチェックすれば、至るところで「巧妙な計算のごまかし」が行われているのを容易に見つけることができます。
    全国の殆んどの河川において、基本高水流量の計算が、「流出解析」・「河川砂防技術基準」等同じ方法を用いて行われていること、一級河川の管理及び二級河川の計画の認可は国が行っていること、等々からして「この捏造の真犯人は国土交通省であり、各関係都道府県は共犯者である。」と断定してもほぼ間違いないでしょう。
    これまでの「ダム行政」が、悪質極まりない国家的詐欺行為により膨大な基本高水流量を捏造し、「莫大な税金のムダ使い」を行ってきたという事実は容易に立証できてもこれを止めさせるのは容易なことではなさそうです。検察庁に行くと「うちのマンパワーではとても」と言うし、裁判所は「計画や認可は裁判の対象にはなりません」と言葉巧みに逃げて、「捏造の事実を立証する証拠には一切立ち入ろうとしない」と言った状態では、司法は全く頼りになりません。「ダム反対、基本高水流量が過大だ、等々」言葉で叫んでも実質無視されてしまいます。単なるパフォーマンスだけの政権交代にも全く期待はできません。民主党の政権公約であった「八ッ場ダムの建設中止」然り、かって長野県における田中知事の「浅川ダムの建設中止」然り、両者のパフォーマンスは見事な失敗に終わりました。長野県では膨大な架空の捏造基本高水流量を目標値に掲げて「治水効果は皆無、莫大な税金のムダ使い、後世への莫大な負の遺産、自然破壊等々、百害あって一利なし。」の「浅川穴開きダム」の建設工事が着々と進められています。
    我が国は主権在民の法治国家であります。官僚が巧妙に国民をだまして膨大な基本高水流量を捏造し、必要をはるかに超える巨大治水ダムを建設し、莫大な税金のムダ使いをすることは全く許されないことであります。この国家的詐欺行為に対して「単なる政権交代でもダメ、司法でもダメならば我々国民が世論を結集して自ら止めさせる以外に為す術はなさそうです。ほっておくとこの国家的詐欺行為による莫大な税金のムダ使いが半永久的に続くことになります。これは絶対に阻止すべきです。そのためには多少時間はかかってもこの「国家的詐欺行為によって巨大治水ダム建設を全国で行っているダム行政の実態」を科学的(理論的、定量的)に摘発し、その結果を全国民に知らせることにより大きな世論を形成し、世論の力で以て改めさせる方法が最もベターと考えます。
     以上はダム建設の目標値である基本高水流量の捏造について述べましたが、これ以外にもダム行政に係る莫大な税金のムダ使いが沢山隠されていると思います。ダム行政に係る国家的詐欺行為を皆で科学的に摘発し、大きな世論の力で以て莫大な税金のムダ使いを改めさせましょう。

    松本地方の年最大降雨量分布(長野地方気象台松本測候所測定値による。) ダム計画の目標値である基本高水流量に疑問を抱き、調査を行って見ると、我々国民を巧妙にだまし、計画規模

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