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「お燈まつり」で炎の帯が躍動 和歌山
産経新聞 2月7日 15時33分配信
 和歌山県新宮市の熊野速玉大社の摂社・神倉神社で6日夜、熊野地方に春を呼ぶ勇壮な火祭り「お燈(とう)まつり」が行われた。

 白装束で腰に荒縄を巻いた「上(あが)り子」と呼ばれる約2千人の男たちがたいまつを持ち、神倉山の山頂にあるご神体「ゴトビキ岩」の周辺に集結。

 山門が開くと、上り子は雄たけびをあげながら538段の石段を駆け下り、民謡の新宮節で「山は火の滝 下り竜」とうたわれる炎の帯が躍動した。