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文学と文学賞。。

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  • 2017/02/02 18:20
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    新たなトピを立てました。。

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  • 10084(最新)

    ryuichiro 2月2日 18:20


     もう、既に2月ですが……

     新年、明けましておめでとう御座います……

     芥川賞受賞が、次から次と有って、とても覚え切れません……

  • >>10082


     amatalawさん、書き込みを有り難う御座います。
     御返事が遅くなって仕舞い、大変、申し訳有りません。

     山下達郎さんと言えば、私は、大瀧詠一さんが好きでした。
    「はっぴいえんど」は、心地の良いダルさですね……

     ところで、先日ネットのニュースで見たのですが、『吾輩はアンドロイド』だとかで、夏目漱石そっくりの人形(ロボット・アンドロイド)が製作され、自作を朗読するのだとか。非常に、真に迫った物でした。やがて、ネクサス6が開発され、フィリップ=K=ディックの《悪夢》の世界は現実となるのでしょうね……

     それと、《ピース》の又吉さんの相方の、綾部さんは気の毒ですね。
     《芥川賞》も、罪作りだなあと思います……

     先月、久し振りに書店で、坂口安吾の『白痴』の文庫本を購入したのですが、又吉さんの顔写真入りの帯が付けられていて、不快で堪らずその帯は外しました。
     兎に角、営利目的が第一で、書籍を売る為には手段を選ばない、今の日本の出版業界には疑念を抱かざるを得ません……

     職業作家になるのは、M-1で決勝に残るよりも難しいかも知れませんね。私は、病気ですし、もうそうした夢は諦めましたが。日本の作家に、期待もしていません……

  • 「クリスマス・イブ  山下達郎」


    メリー・クリスマス !



    きっと君は来ない
    ひとりきりのクリスマス・イブ
    ……


    人間、ふられるときは、事前にわかるものでしょうか

    好きですね、むかしから この曲

    さすが ぶおとこの、山下達郎さんならではの名曲です




    芸人でも すべる前は自分でわかるんではないでしょうか
    結構、声が小さくなり 自信がない感じが伝わってきます




    年末年始の孤独感
    クリスマスタイミングで分かれるカップルも多いですからね

    特に若いころ、心のターンテーブルにいつもこの曲が載っていたような気がする



    そういや米倉涼子さんが離婚されたとか





    それにしても 多くの人の心に残る名曲を世に出した
    山下達郎さんは素晴らしいです


  •  心機一転で、ニックネームを、「トピ主」から「ryuichiro」に変更を致しましたので、どうか、今後も是非宜しく御願い致します。これ迄の投稿も、変更したニックネームの方になっていますので、正真正銘本物です。これを機に、更に、充実したトピックになればと願って居ります。私はもう、専業作家の夢は諦めましたが、結局、このトピで得た物が最も大きく非常に貴重で有った様に感じており、愛着を持っています。龍一郎は、本名です……

  • >>10078


     書き込みを、何時も有り難う御座います。御返事が遅くなって仕舞い、大変に申し訳有りません……

     ポストモダンの旗手は、確かに、大袈裟な表現で有ったかと思います……
     田中康夫さんは、「なんとなく、クリスタル」で一世を風靡されて、今は政治家を為さっていらっしゃるのでしょうか。「なんとなく、クリスタル」は、まあ謂わば、バブル時代のテレビのトレンディー・ドラマの様だと言ったら不味いでしょうか。しかし、現在の、少子高齢化の問題への指摘も含まれていたのだそうですね……

     島田雅彦さんは、私は、「僕は模造人間」を文庫本で読み面白く感じました。ですが以前、島田さんが《文學界》で書いていた事を読み、それ以来嫌になって仕舞いまして。その内容は、作家と出版社の編集者、読者、書店の店員等を侮辱する物だったのですけれども。しかし、島田さんは、村上春樹さんとは違い、三島由紀夫に対する強い拘りが有る方らしいですね。村上春樹さんに対しては、批判的な立場との事ですが……

     島田さんは、田中康夫さんらと共に、湾岸戦争への自衛隊派遣に反対し「湾岸戦争に対する文学者声明」を発表されたそうですが、そうした活動と云うのも果たしてどうなのでしょうね? 文学者と云う表現も何か……

     先日、NHKのEテレで、川上某と云う、芥川賞の受賞歴の有る女流作家の方と、映画監督・演出家の様な方との対談番組を見て、ふと感じたのですが、それは、私は個人的に、文学に何処か僅かでも罪悪感を覚えない人達は、好きではないと云う事です……

     村上春樹さんの、内外の文学賞の受賞歴には、唯々驚かされるのですけれども。村上さんは、エルサレム賞(社会の中の個人の自由の為のエルサレム賞)も受賞されたのですよね。確か、英語のスピーチを為さっていましたが。その、エルサレム賞の趣旨に就いては、私は生憎と知らないのですけれど……

     私が気になるのは、作家の表側・公の部分もそうですが、それと同時に、ミクロな視点からの思想的なディティールなんです。例えば、私は、三島由紀夫が好きなのですが、晩年の、三島の思想的ディティールには疑問で虚偽に思えるのです。掲示板の性質上、余り、日本の国体・宗教・政治等に言及するのは危険な為、これ以上は差し控えさせて頂きますが……
     ポストモダンと呼ばれる物と、それ以前の物との間には、余りにも大きな断裂が有りますね……

  • >>10077

    ポストモダンの旗手とは大げさです。
    日本では田中康夫や島田雅彦が良く取り上げられるようです。

    村上春樹は唯のエンターテインメントのライトノベルの旗手に
    しか思えません。

    ノーベル文学賞や芥川賞は未だ権威主義的な価値観の尾っぽを
    持ち続けています。両方とも村上春樹には相性が悪いでしょう。
    あえて言えば純文学ではない直木賞を狙う方が格率は高いでしょう。

    文学を方向性によって大雑把に分類するならば、
    1)大きな社会的テーマを持つタイプ。政治小説や経済小説もその一部。
    2)個人的体験などを心理的、哲学的視点から考察するタイプ。
    3)純文学的、技術的なまたは方法的な新しさを求めるタイプ。
    4)エンターテイメント的な要素で読みやすく楽しませるタイプ。

    村上春樹は四番目タイプだと考えます。

  • >>10076


     書き込みを、有り難う御座います……

     私は、ノーベル文学賞の傾向に就いては、浅学で知らず、大変に申し訳有りません。ただ、感じるのは、日本での芥川賞と同様に回数が多く、受賞者数も多過ぎるのではないかと云う、ごく素朴な疑問です……

     開高健氏の代表作は、「パニック」「裸の王様」「輝ける闇」等でしょうか。太平洋戦争(大東亜戦争)終結後、十数年が経った1950年代半ば過ぎから、60年代後半に掛けて書かれた様ですが。開高氏は、それ程深くヴェトナム戦争に関わっていたのですね。ヴェトナムの僧侶が抗議し、焼身自殺を遂げたのは、衝撃的でしたが……
     大江健三郎氏が、開高氏に就いてそうした発言を為さったのは、私は、存じて居りませんでした。大江氏の作品で印象的だったのは、「死者の奢り」「犬の世界」等ですが、「死者の奢り」は、芥川賞候補に上ったものの、その回には開高氏が受賞されたのですね。大江氏の「死者の奢り」は、生々しくリアルですが、氏の想像の産物なのだとも聴きましたが……

     村上春樹氏の小説は、私は、「ノルウェイの森」よりも後の物は読んでは居りません。ただ、T=カポーティーのノンフィクション・ノベルに近い様な作品に一寸眼を通しましたが、矢張り、興味が持てませんでした……
     私が、村上春樹氏に関して個人的に感じるのは、「風の歌を聴け」だったか、小説の中で三島由紀夫に就いて一寸触れ、しかし「僕たちには関係がなかった」と云う様に、ごく簡単に切り捨てていて疑問を覚えました。それと、全共闘にも無関心なのですよね……

     しかし、だからこそ、村上氏はポスト・モダンの旗手として成功を収めて、これ程迄の脚光を浴びる様になられたのかと思います。毎回、ノーベル文学賞候補として名前が上がりますが……
     村上氏は翻訳もされていますし、日本の国文学よりは、寧ろ欧米の文学の方にシンパシーが有るのでしょうね。一度、自作小説を英語で書かれてから、日本語に直してみたと云う話を、以前に読みました……
     私個人は、日本の伝統的な文学の方に興味が有ります。好きな作家は、夏目漱石・芥川龍之介・太宰治・三島由紀夫・梶井基次郎・中島敦・原民喜等ですけれども。それでは、現代作家では誰が最も好きか? と、訊かれたとしても、答える事が出来ません。現代の日本社会は、良質な文学・小説等が生まれる様な土壌ではない様にも思えます……

  • >>10073

    私もあなたと同じ意見です。

    特に最近のノーベル文学賞は社会性を重視して原体験に基づく
    民族性とか社会的圧力や抵抗に影響するモチーフが底流に流れる
    作品が受賞しています。

    戦後の日本人の作家では開口健ぐらいでしょう。ベトナム戦争に
    従軍し九死に一生を得て、又ベトナム民間人の苦汁を舐める生活を
    目のあたりにした体験や帰国後ベ平連に参加して常に当事者意識を
    持ち続てた結果生まれた「輝ける闇」や「夏の闇」などは、あの
    大江健三郎をして「開口さんがもう少し長生きしていれば僕よりも
    先にノーベル文学賞を取っていたでしょう」と言わしめた作品です。

    あの社会的体験のない上っ滑りのチャラい村上春樹とは対極の人です。

    何か最近はそれを意識して「社会の陰」など薄っぺらな批評家めいた
    発言で失笑を買ってます。何だその社会の陰とは?とは誰も質問しません。
    日本の軽いマスコミが取り上げているだけで世界中から無視されています。

  • >>10074

     
     amatalawさん、書き込みを有り難う御座います……

     2017年、霧に眩むロサンゼルスを舞台に、アンドロイドの懊悩をスタイリッシュに描くと云うのは、リドリー=スコット監督の「ブレードランナー」でしょうか。フィリップ=K=ディックの、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」が原作の……

     初めて「ブレードランナー」を見た時の、衝撃は忘れられません。フィリップ=K=ディックも見て、自分のヴィジョンが映画化された事に驚かされたのだそうですが。その頃、ウィリアム=ギブソンの「ニューロマンサー」が発表され、SFはサイバーパンクの流行を迎えて、日本の漫画・アニメーション・ゲーム等にも影響を与えたのかと思います……
     私個人としては、押井守さん演出のアニメ作品や、漫画では木城ゆきとさんの「銃夢」が優れていると感じました。日本での、そうしたSF作品群は、アメリカ・ハリウッドのSFXを駆使した映画にも、逆に又、影響を及ぼした様にも感じています……
     それより、更に昔先立って、大友克弘さんが「童夢」や「AKIRA」を既に発表されていたのは、非常に驚くべき事に思えます……

     確かに、空を飛ぶ自動車は未だですが、IT・SNSは、一寸異常と思える程の進化を遂げましたね。パソコンも、初期には、ブラウン管のテレビの様な物でしたが。未来を予測する事は、今や、誰にも出来ないのではないでしょうか……

     こうした時代に、文学・小説等が果たして如何なる意義を持ち得るのか、極めて困難に思えるのですが、まあ、私は余りにも堅苦しく考え過ぎなのかも知れません。今でも、小説の需要は有りますし、娯楽としても勿論愉しまれているのでしょう。私個人は、もう、小説を娯楽(エンターテインメント)として読む事はなくなり、自分でそうした物を書く様な余裕が、精神的にもなくなって仕舞いましたが……

     amatalawさんも、将棋やノーベル賞に纏わる新たなトピを立てられたのですね。生憎と、私は将棋に就いて詳しくないのですが。ノーベル文学賞が、ボブ=ディラン氏に授与された件では、賛否両論が有る様ですけれども。ボブ=ディランの態度で、ノーベル賞委員は非常に混乱を来たしているらしいですね。しかし、如何にも、ボブ=ディランらしいなとも、私は個人的に思います。ミュージシャンに、文学賞が授与されると云うのは、どうなのでしょうね……

  • >>10069

    ご無沙汰しておりました amatalawです。

    2017年、霧に眩むロサンゼルスを舞台に、
    アンドロイドの懊悩をスタイリッシュに描く、、、
    でしたか、リドリー・スコット監督の。

    もうすぐ2017年ですが、上空に空とぶ自動車は見当たりませんが、
    アンドロイドの私のスマホでは、ポケモンgoが踊っています。
    将来のことなど当たりませんね、自動車の代わりに、
    これほどコンピュータがパーソナルに普及することになろうとは。

    それにしても、龍一郎さんのトピックスも再び
    文学トピらしいやり取りがなされてきて 何よりです。
    べつにアルチュール・ランボー専門店ではなかったのですね。
    僭越ながら私も わけのわからないトピを立ててみました。
    将棋とかノーベル賞とか そういうことです。
    どうぞ よろしく お願いします

  • >>10072


     ノーベル文学賞が、ボブ・ディラン氏に授与されましたね。新聞の一面にその記事が載って居り、私は非常に驚き、得も言われず複雑な思いがしました。新聞には、ボブ・ディランのカラー写真も掲載されていて、彼は、アメリカ・フェンダー社製のストラトキャスターを肩から提げ帽子を被った、独特の風貌で写っていました。その写真が、何時頃に撮影されたのか解かりませんが、ボブ・ディランも高齢になっていました……

     私は、相当昔、ボブ・ディランのベストアルバムを何度も繰り返し聴いていました。彼の音楽が、好きだったものですから。母も、好きでしたが。ですが、私には、英語の歌詞は漠然としか理解出来ませんでした。歌詞カードを、もっと熱心に読めば良かったのですけれども。ボブ・ディランの独創的な歌詞は、後のミュージシャン達にも影響を与えたのだそうですね……

     私は、村上春樹氏の、比較的初期の作品は読んでいました。「1973年のピンボール」でしたか、題名(タイトル)も、もう良く覚えてはいませんが。羊三部作の長編小説と、短編小説集等でした。しかし、「ノルウェイの森」を最後に読まなくなりました。「ノルウェイの森」は、元々ザ・ビートルズの曲のタイトルですね。それを引用し自作の小説の題名にして、村上春樹氏は超メジャーな存在になり、毎回ノーベル文学賞の候補に上る迄になりましたが……

     以前に、遠藤周作氏が、村上春樹氏の某長編小説に就いて「原体験に基づかない物は、文学とは言えない」と、批判されていたのが、印象的で記憶に残っています。原体験と、虚構としての小説との関係性の問題は、重大で難しいですね……

     村上春樹氏は、レトリックを駆使した独特の文体で読者の心を掴むのが非常に巧い方なのでしょうね。「1Q84」でしたか、新刊を購入するのも予約で半年待ちだとかで大変な騒ぎになりましたが、私は興味が有りませんでした。「ハルキスト」と呼ばれる、村上春樹氏のマニア、固定した読者が大勢いるのだとか……
     しかし、余りにもメジャーになり過ぎて、一寸異常にも感じられます。何か、集団心理が働いている様で……「ノルウェイの森」以降は、私は、村上春樹氏の作品は読んで居りませんので、語る資格はないのですけれども。ボブ・ディラン氏本人は、今回のノーベル文学賞受賞を果たしてどう受け止めているのでしょうね。声明が、発表されませんけれども……

  • ノーベル文学賞にボブ・デイランに与えられました。

    これまで多くの詩人が受賞しましたが、音楽の作詩までに
    その対象に拡がった事は画期的な事かもしれません。
    日本でもボブデイラン全詩集など多くの作品集が翻訳されて
    いました。図書館やブックオフで見かけたことはあります。
    ロック歌手の詩集でガンズアンドローゼス詩集は持っていました
    が彼のは持っていませんでした。

    確かにメッセージ性の強い社会的影響力のある彼の歌詞はノーベル賞
    好みかもしれません。

    村上春樹は確りした理念に基づく社会的認識が軽く作品には表面的な
    薄っぺらな取り繕いがみられます。フアンは情緒的な好き嫌いの世界で
    しか評価せず、文学的社会的に良い悪いの視野に欠けています。
    正直言って彼のレトリックの不味さや翻訳物の多くの誤訳にはとても
    日本を表する力量があるとは思えません。
    主人公に奇抜な名前を付けて下手な手品師の様なトリックでストーリー
    だけで読者を煙に巻く手法は成熟した大人には通じないと思います。
    普通の名前で書いたならどこにも引き込まれる処はありません。
    カラスと呼ばれる少年?青豆?奇をてらうだけの手法だ。

    もし開口健がもう少し長生きしていれば必ずやノーベル文学賞を受賞して
    いたと思います。「輝ける闇」の社会性や秀抜なレトリックとミュートス
    は群を抜いています。

  • >>10070


     こんにちは。書き込みを有り難う御座います。御返事が遅くなりがちで、大変に申し訳有りません……

     筒井康隆さんは、私も好きな作家で、文庫本やハードカバーの書籍を相当に読みました。何でも、筒井順慶の御子孫なのだとか。その、真偽の程は解かりませんが、小説の「筒井順慶」も興味深く読みました。「筒井順慶」は、筒井さんの作品の中では異色ですね……

     小松左京さんの様な、真正面からの本格SFとは異なり、筒井康隆さんは超現実的(シュール)でブラック・ユーモアも交えた作風で、確固とした地位を築かれましたが。それに、純文学に接近した作品も書いていらっしゃり、SFの範疇だけに留まらず様々なカテゴリーに挑戦している方ですね……
     筒井さんは、少年時代には江戸川乱歩を愛読されていたそうです。小学校の知能検査で、IQが極めて高かった事から、終戦後は特別教室に在籍したのだとか……

     ショーペンハウエル・サルトル・トーマス=マン・カフカ、更に国文学の泉鏡花の影響も有り、その後、「SFマガジン」に衝撃を受け、自らもSF作家になられたのだそうですね。私は、筒井康隆さんは、或る意味で、日本の伝統的な文学を本質的に継承されている方の様にも感じられます……
     SFは、日本の文壇では軽視されて来た様で、筒井さんがエッセイの中でそれを批判為さっていたのが印象的でした。その為も有ってか、「大いなる助走」では、戦後の文学と、文壇の在り方を痛烈に皮肉的に描いて居られましたが……

     以前、御友人に誘われて行かれた、日本ペンクラブのパーティーで、筒井さんの姿を見掛けられたと云う事ですけれども。和服で、一際目立ち、大声で話されていたのですか。私は、筒井さんがテレビ番組に出演されていたのは見ましたが……

     大阪、関西人らしく、目立ちたがり屋の独特のユーモラスな文体乍ら、意外と地味な勉強家との事ですが。「文学部唯野教授」は、哲学史の現代迄に纏わる作品なのですか。筒井さんの著作は多く、私は生憎、その小説は読んでいないのですが……
     私が、印象に残っているのは、筒井さんの比較的初期の物で、「脱走と追跡のサンバ」「家族八景」「馬の首風雲録」等と、純文学に接近した「虚人たち」で、特に「虚人たち」は、泉鏡花を思わせる深い幻想性に惹かれました。筒井さんは、兎に角多才な方で、その意欲・バイタリティーには非常に驚かされます……

  • >>10069

    筒井康隆は昔友人に誘われて行った日本ペンクラブのパーテイー
    で見たことがありました。
    和服でひと際目立ってて大声で話していました。

    彼の作品は関西人らしく目立ちたがり屋の奇をてらう文体で
    面白くもありますが、意外に地味な勉強家です。「文学部唯野教授」
    は私の愛読書の一つです。大笑いしながら哲学史の現代までを読み
    飛ばせる傑作です。

  • >>10068


     今晩は。書き込みを有り難う御座います。御返事が遅くなって仕舞い、大変に申し訳有りません……

     私が、最初に光瀬龍さんの作品に接したのは、少年時代に、光瀬氏のジュブナイル小説を読んだのでしたが。当時は少年向けのジュブナイルSFが流行していて、筒井康隆さん、眉村卓さん等も書いて居り、私は、文庫本で読んでいました。筒井康隆さんの「時を駆ける少女」は、何度も映画化されていますね……最近は余り、ジュブナイルSFは盛んではない様ですが……

     光瀬龍さんの代表作は、矢張り「百億の昼と千億の夜」でしょうか。壮大なロマンSFですけれども。私は以前、東京に住んでいた事が有り、タルコフスキーの影響を受けた演出家の、押井守さんの映画の試写会で、光瀬さんとお会いする事が出来ました。席が、丁度眼の前で、会話も出来たのですが、私が「神林長平や、大原まり子さん等の、第五世代のSF作家はどう思われますか?」と、尋ねた処、光瀬さんは苦々しい表情になり、「いやあ、ああした物は……」と云う風に、曖昧に言葉を濁して仕舞われました。恐らく、光瀬さんは、古典的なSFがお好きだったのでしょうね……

     当時は、SFは、海外では「ニューロマンサー」に代表される、サイバー・パンクが出始めた頃で、衝撃的でしたが。映画でも、リドリー=スコット監督の「エイリアン」や「ブレードランナー」等のSFが、傑出し時代を先取りしていました……

     押井守さんの映画は、「天使の卵」と云う物でしたが。押井さんは、光瀬龍さんの大ファンで、光瀬さんの御宅で仲間と集まる等していて、その為、自作映画の試写会にも、光瀬さんを是非共と招かれたのだそうです……

     光瀬龍さんが、創作の為に、七里ガ浜に小さな別邸をお持ちで有ったと云うのは、私は、存じて居りませんでした。私も、東京時代に、鎌倉の方の七里ガ浜へ電車で遊びに往った事が有り、非常に懐かしい思い出です。しかし、光瀬さんの別邸は、今では荒れ果てて仕舞ったのですか? それは、本当に寂しく残念ですね……

     お子様達が、小学校の時に通われていた洗足学園で、昔、光瀬龍さんは理科の教師を為さっていらっしゃったのですか? それは、本当に不思議な所縁だったのですね。何か、不思議な、眼に見えない縁で結ばれていたのでしょうか? 私も、光瀬さんとお会いをしたのが、忘れ難い貴重な思い出として残って居ります……

  • >>10067

    光瀬龍のSF物は私もフアンで色々と読みました。

    彼が作品を書くために七里ガ浜に小さな別邸を持っていました。
    最近は荒れ果てた小屋の様な状態の様でした。
    私の子供たちも小学校の時に通っていた洗足学園の理科の教師を
    昔していていました。
    何か不思議な縁を感じるSF作家です。

  • >>10066


     どうも、書き込みを有り難う御座います。私は、このトピには愛着が有り、書き込みをして下さる方がいらっしゃると嬉しく感じます。ですが、私は不勉強で知識不足な為、適切な御返事が中々出来ない場合が多く、大変に申し訳無く感じています……

     村田紗耶香さんは、テレビのニュース番組等で、芥川賞受賞の際に御出演為さっていたのを拝見しましたが、感じの好い女性の印象でした。叉、群像新人文学賞優秀賞・野間文芸新人賞・三島由紀夫賞・芥川龍之介賞を受賞為さったと云う、受賞歴には驚かされました。本当に凄い物で、それ相応の実力をお持ちなのでしょうね。1979年生まれで、未だ比較的お若く、将来を嘱望されている方なのかと思います。芥川賞受賞作の「コンビニ人間」は、私も是非、参考に読めればとも思うのですが、書店や図書館へ往く事が容易には出来ないものですから。インターネットで、アマゾン等で購入をすれば良いのでしょうが……

     小説の内容からは、想像出来ない程、御本人は控え目で静かな人物なのですか? 作品は、割りとラディカルなのでしょうか? 小説は、法や倫理に抵触しなければ、作家の自由な想像力の世界ですよね……
     「ギンイロノウタ」「しろいろの街の、その骨の体温の」等、代表作とされる作品の題名(タイトル)だけでも、面白そうですね……
     一度だけ、或る飲み会で、村田さんと御一緒になられたのですか? うるさ型の、文学愛好者の方達の集まりで、偶然に御同席を為さったと云う事ですが。話が逸れて仕舞いますが、自分が敬愛している作家の方と実際に会えるのは、矢張り嬉しいものですよね。私は以前、光瀬龍氏と、一度だけお会いした事が有りましたが……

     確かに、幾らAIが進化を遂げても、人間は欲望から生まれる表現として小説を書き続けて往くのだろうと思います。例えば、将棋や囲碁では、AIが人間を凌駕する様になり始めていますが、それは論理(ロジック)の世界で有る為に、演算能力がコンピューターの方が上回れば当然の話なのでしょうね……
     しかし、文学・小説は論理だけの世界ではなく、個々の作家のパーソナリティーが加味され、そこが複雑なのだろうと思います。私も、内外の現代小説を読んで勉強をするべきなのですが、しかし、果たしてどの様なものを読むべきか取捨選択も難しく感じています。余り、適切な御返事が出来ず、大変に申し訳有りません……

  • >>10065

    村田紗耶香はこれまでに沢山の文学賞を取った期待されていた
    作家です。以前から多くの小説が出版されています。

    小説の内容から想像できないほど本人は控えめで静かな人物です。
    一度だけある飲み会で一緒になった事がありました。
    うるさ型の文学愛好者達の集まりで偶然同席したのです。

    AIが書く時代と言いますが、AIに個性があるでしょうか?
    技術論的には完璧な文章が出来ても人間の欲望から生まれる固有の
    意志が表現できるか甚だ疑問です。

  •  
     どうも、書き込みを有り難う御座います。このトピも1万を越え、何と云うか感慨無量です。矢張り、愛着が有るものですから。その長い間には、私個人の身の上にも様々な事が有り、「東日本大震災」と云う未曽有の災害も起こりました……

     私は、〔文学や文学賞〕に対し関心が無い訳では有りません。唯、私の文学的な嗜好が一般的ではない為に、寂しい状態になりました。それと、健康状態が思わしくなく、今は書店や図書館等へも容易には往けず、評判になっている書籍を読んでみる事も出来ないのです。私の、病気の話は御不快でしょうが、申し訳有りません……

     私は、内外の現代文学・小説には生憎と疎く、村田紗耶香さんの存在は知りませんでした。ですが、群像新人文学賞優秀賞・野間文芸新人賞・三島由紀夫賞、そして、2016年度の芥川龍之介賞を受賞為さったのですね……

     芥川賞・受賞作は、同じコンビニ店でパート・アルバイトを続ける独身女性が主人公で、マニュアルの御陰で、普通の店員らしくなれると感じる、彼女の日々と、少し変わった男性との出会い等の物語と云う事ですけれども……

     このトピは、元々他の方の文学賞トピが有ったのが、トピ主の方が然る事情から止められて仕舞い、その後、私が立てた物です。昔は、比較的盛況だったのですが、次第に寂しくなって仕舞いまい、非常に残念に感じて居ります……

     現代文学・小説で申しますと、昨年の芥川賞の受賞作は、図書館で借りた物をざっと見ましたが、まあ、感想の方は差し控えて置きます……

     現代は、小説・虚構と、現実との境界が曖昧になって来た様にも感じています。それに、小説よりも、スマホのゲームの方が、一般的には好まれる様になったのかも知れません。私には、理解不能なのですが……
     AIが、小説を書く様になり、人間の作家は存在意義を問われ、概念が変化を余儀無くされている時代の様にも感じます。現代の、日本社会の中で生活をしながら、所謂、純文学を志向し創作するのは、極めて困難に思えます……
     ですが、小説は、様々に変化をしながら、これからもずっと続いて往くのでしょうね。今後は、電子書籍が主流となるのでしょうか? 今の、日本社会の本当の現実とは、一体、何なのでしょうね。この得体の知れない混沌(カオス)の中で、真の、文学・小説の主題(テーマ)を探し出すのは、至難の業に思えてなりません……

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