(株)ニッスイ【1332】の掲示板 2017/06/09〜2017/11/22

スペインの西の外れ、Huelvaあたりからポルトガルへ入るころ、何気にSeafoodのBalに入ってみると、Pulpo（タコ）のバーベキューメニューを見ます。
貨幣価値のあまりよくわからない日本人旅行者は、値段をあまり考えずに、一皿５００円位のPulpoを注文します。
身なりの汚いアジア系のサイクリストを見た店のマスターは、「君、本当にPulpo買うのか？金持ってるのか？」、と心配になり注文者を確認します。
確かに、タコは高級食材です。
同様に、イベリア半島北側のバスク地方、ビルバオやドノスティア（サンセバスチアン）では、ウナギの稚魚が高級食材になります。ただし、こちらは同じアジア系でも日本人とわかると、何の疑いもなく、いくらでも高級食材をふるまってくれます。
この辺が面白い異国文化です。日水の人はよくわかっていると思います。