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(株)大林組【1802】の掲示板 2016/11/09〜2017/11/06

上場ゼネコン大手4社/17年3月期決算/最終利益、全社で過去最高
[日刊建設工業新聞 2017年5月15日1面]

上場ゼネコン大手4社の17年3月期連結決算が12日、出そろった。引き続き好調な国内建設市場を背景に、工事採算の改善などから各社とも完成工事総利益(粗利益)が増加。粗利益率は2・2~3・3ポイント上昇し、全社2桁に乗せた。大林組、鹿島、大成建設の3社は営業利益、経常利益、純利益が過去最高を更新。清水建設は純利益で過去最高を記録した。
売上高は、海外工事や国内大型マンションの開発が後押しした鹿島と、手持ち工事の消化が順調に進んだ大林組が増加。大林組は前期に続き過去最高を更新した。
大林組は北米子会社で大型受注があったことなどから、連結では同4・1%増の2兆1452億円と過去最高値となった。
 18年3月期の業績予想を見ると、各社とも手持ち工事の消化が進み、18~20年度に施工のピークを迎えると予想。売上高は大林組が2・3%、鹿島が0・4%、清水建設が2・1%、大成建設が8・3%それぞれ増加すると見込んでいる。
 一方で、工事の進ちょくに合わせて「今期(18年3月期)の終わりくらいから建設コストが上がり始める」(鹿島)という見方が強く、粗利率は大林組はほぼ横ばいを見込むものの、鹿島と清水建設、大成建設の3社は2ポイント以上低下と保守的な予想を立てている。