投稿一覧に戻る 南海辰村建設(株)【1850】の掲示板 2016/12/08〜2018/01/17 726 Captain Holiday 2017年11月17日 11:28 >>725 補足説明の機会をいただき、 ありがとうございます。 【「瑕疵」に関する説明を行ったのか?】 という問いは「マンション住人がかわいそう」という話を 当スレッドでよく見かけるので、 「かわいそう」なことが、この裁判に関して直接には関係ないというためです。 (印象操作には使えるでしょうが) >宅建業者からすれば瑕疵担保免責でマンション分譲なんて「はぁ?何言ってんの?」というレベルの話です。 >結果として大覚は購入者に対して総額7億円の払い戻しをしているわけですから。 >経緯を知った上で家賃が安いからと賃借した入居者は私もかわいそうだとか思いませんが、購入者は本当にかわいそうだと思いますね。 ありがとうございます。 専門家からのご意見からも判るように、 賃貸、購入に関わらず、「入居者がかわいそう」という事は、今回の裁判とは関係ない訳です。 かなり以前にも書きましたが、 入居者や購入者が 大覚と南辰を相手取った裁判だったなら、 入居者が勝訴して、責任按分をどうするかといった内容になると思います。 が、今回は、大覚が南辰に対して 取壊費用、逸失利益および慰謝料等 を求めた裁判です。 >【大覚さんが、なぜか「度重なる無理な設計変更」を強要した。(都度、手直し工事をさせられた)】 >という一点です。 >手直しをさせられたなんてのは当然にある事ですが、「無理な設計変更を強要した」というのは知りませんでした。 >程度と内容によっては大覚に相応の責任が生じる可能性も充分あります。 >瑕疵の存在を主張するには買主(このケースでは大覚)は善意・無過失であることが必要だからです。 ご指摘のとおり、争点はこの部分だと思います。 そこで、平成25年2月27日の南辰発表のお知らせを以下にコピペします。 ---------- 以下 コピペ ------------------- 1.訴訟の提起から判決に至るまでの経緯 当社は、株式会社大覚(以下「大覚」という。)より受注した分譲マンション「大津京ステーションプレイス」(請負代金額合計1,953百万円、以下「本物件」という。)」について、工事請負契約書および図面にもとづき施工を進めてまいりましたが、竣工引渡も間近に迫った平成21年8月以降、幾度となく大覚から設計変更や手直し工事の要求があり、それに応じてきました。このような中、竣工引渡期日が到来したため、当社は本物件(全108戸)を大覚に引渡し、同社も本物件の表示登記を完了したうえで、そのうち売却済みの59戸を顧客に引渡しました。それにもかかわらず、大覚は、当社に代金を支払わないばかりか、過剰な手直し工事の要求を繰り返すのみでありました。 当社としては、①大覚が要求する手直し工事に誠意をもって対応してきたこと、②大覚の代理人である設計監理会社の指示の下、建築確認済の図面にもとづいて施工し法律上問題ないこと、③役所の竣工検査を経て、正式に建築確認検査済証を受けていることから、本物件について瑕疵は存在しないこと等により、大覚が主張する手直し工事は過剰な要求であると判断し、同社に対して、平成22年1月7日付で請負代金請求訴訟(訴額:1,581 百万円(請負代金の残金))を提起いたしました。 これに対し大覚は、本物件には重大な瑕疵が存在するとして、建物建替えのための取壊費用、逸失利益および慰謝料等として総額3,791百万円の支払いを求めて、当社および設計監理会社等を相手取り、平成23年2月 15日付で大阪地方裁判所に反訴を提起しました。 双方の訴訟は大阪地方裁判所により併合審理されておりました。 2.判決の内容 判決の要旨は以下のとおりです。 (1)大覚は、当社に対し、1,504,451,781円及びこれに対する遅延損害金を支払え。 (2)当社のその余の請求及び大覚の請求を棄却する。 (3)訴訟費用は、当社と大覚との間においては、当社に生じた費用の50分の49を大覚の負担とし、大覚に生じた費用の400分の1を当社の負担とする。 (4)この判決は、(1)に限り、仮に執行することができる。 ---------- コピペ 以上 ------------------- 1審が覆るには、争点部分を反証すべきだと思います。 裁判には出席していないので南辰のIRを信じるしかないのですが、 法廷で時系列の証明は当然なされていることと思います。 IRで株主に発表した内容(時系列を含めた設計変更等の経緯)が虚偽であれば、 株主としては、織り込み済みの裁判の結果より、虚偽IRのほうが問題です。 >強要されても南海辰村建設は建てたらダメなんです。 私を含め、ほぼ全ての人はそう思っていることでしょう。 「なんで、するかなぁ。。」「こわーぃ人が出てきたのかなぁ」「偉ーい人の意向を忖度した?」 が、しかぁーし、 問題の裁判は この「強要した張本人」が訴えてる案件なのです。 >「建設会社として存続する価値がないのかもね」 これも同感です。言われたからとか脅されたからとか誰かの意向を汲んだとか、 関係無しでこんな工事する会社はお粗末だわ。と思います。 ですが、この裁判の争点とは関係ない。 建設業認可取り消し裁判とか。。 ついでに申しますと、 毎年「○年からの3ヵ年計画により復配をめざします」「利益でてるけど、将来不透明ので復配しません。」 を繰り返す、タワケた会社などいっそ上場廃止になってまえ~ ってくらい南辰には憤りを感じています。 ですが、この裁判の争点には関係ない。 こういう理由で、大覚勝訴はありえないと思うわけです。 そう思う6 そう思わない2 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
Captain Holiday 2017年11月17日 11:28
>>725
補足説明の機会をいただき、
ありがとうございます。
【「瑕疵」に関する説明を行ったのか?】
という問いは「マンション住人がかわいそう」という話を
当スレッドでよく見かけるので、
「かわいそう」なことが、この裁判に関して直接には関係ないというためです。
(印象操作には使えるでしょうが)
>宅建業者からすれば瑕疵担保免責でマンション分譲なんて「はぁ?何言ってんの?」というレベルの話です。
>結果として大覚は購入者に対して総額7億円の払い戻しをしているわけですから。
>経緯を知った上で家賃が安いからと賃借した入居者は私もかわいそうだとか思いませんが、購入者は本当にかわいそうだと思いますね。
ありがとうございます。
専門家からのご意見からも判るように、
賃貸、購入に関わらず、「入居者がかわいそう」という事は、今回の裁判とは関係ない訳です。
かなり以前にも書きましたが、
入居者や購入者が
大覚と南辰を相手取った裁判だったなら、
入居者が勝訴して、責任按分をどうするかといった内容になると思います。
が、今回は、大覚が南辰に対して 取壊費用、逸失利益および慰謝料等 を求めた裁判です。
>【大覚さんが、なぜか「度重なる無理な設計変更」を強要した。(都度、手直し工事をさせられた)】
>という一点です。
>手直しをさせられたなんてのは当然にある事ですが、「無理な設計変更を強要した」というのは知りませんでした。
>程度と内容によっては大覚に相応の責任が生じる可能性も充分あります。
>瑕疵の存在を主張するには買主(このケースでは大覚)は善意・無過失であることが必要だからです。
ご指摘のとおり、争点はこの部分だと思います。
そこで、平成25年2月27日の南辰発表のお知らせを以下にコピペします。
---------- 以下 コピペ -------------------
1.訴訟の提起から判決に至るまでの経緯
当社は、株式会社大覚(以下「大覚」という。)より受注した分譲マンション「大津京ステーションプレイス」(請負代金額合計1,953百万円、以下「本物件」という。)」について、工事請負契約書および図面にもとづき施工を進めてまいりましたが、竣工引渡も間近に迫った平成21年8月以降、幾度となく大覚から設計変更や手直し工事の要求があり、それに応じてきました。このような中、竣工引渡期日が到来したため、当社は本物件(全108戸)を大覚に引渡し、同社も本物件の表示登記を完了したうえで、そのうち売却済みの59戸を顧客に引渡しました。それにもかかわらず、大覚は、当社に代金を支払わないばかりか、過剰な手直し工事の要求を繰り返すのみでありました。
当社としては、①大覚が要求する手直し工事に誠意をもって対応してきたこと、②大覚の代理人である設計監理会社の指示の下、建築確認済の図面にもとづいて施工し法律上問題ないこと、③役所の竣工検査を経て、正式に建築確認検査済証を受けていることから、本物件について瑕疵は存在しないこと等により、大覚が主張する手直し工事は過剰な要求であると判断し、同社に対して、平成22年1月7日付で請負代金請求訴訟(訴額:1,581 百万円(請負代金の残金))を提起いたしました。
これに対し大覚は、本物件には重大な瑕疵が存在するとして、建物建替えのための取壊費用、逸失利益および慰謝料等として総額3,791百万円の支払いを求めて、当社および設計監理会社等を相手取り、平成23年2月 15日付で大阪地方裁判所に反訴を提起しました。
双方の訴訟は大阪地方裁判所により併合審理されておりました。
2.判決の内容
判決の要旨は以下のとおりです。
(1)大覚は、当社に対し、1,504,451,781円及びこれに対する遅延損害金を支払え。
(2)当社のその余の請求及び大覚の請求を棄却する。
(3)訴訟費用は、当社と大覚との間においては、当社に生じた費用の50分の49を大覚の負担とし、大覚に生じた費用の400分の1を当社の負担とする。
(4)この判決は、(1)に限り、仮に執行することができる。
---------- コピペ 以上 -------------------
1審が覆るには、争点部分を反証すべきだと思います。
裁判には出席していないので南辰のIRを信じるしかないのですが、
法廷で時系列の証明は当然なされていることと思います。
IRで株主に発表した内容(時系列を含めた設計変更等の経緯)が虚偽であれば、
株主としては、織り込み済みの裁判の結果より、虚偽IRのほうが問題です。
>強要されても南海辰村建設は建てたらダメなんです。
私を含め、ほぼ全ての人はそう思っていることでしょう。
「なんで、するかなぁ。。」「こわーぃ人が出てきたのかなぁ」「偉ーい人の意向を忖度した?」
が、しかぁーし、
問題の裁判は この「強要した張本人」が訴えてる案件なのです。
>「建設会社として存続する価値がないのかもね」
これも同感です。言われたからとか脅されたからとか誰かの意向を汲んだとか、
関係無しでこんな工事する会社はお粗末だわ。と思います。
ですが、この裁判の争点とは関係ない。
建設業認可取り消し裁判とか。。
ついでに申しますと、
毎年「○年からの3ヵ年計画により復配をめざします」「利益でてるけど、将来不透明ので復配しません。」
を繰り返す、タワケた会社などいっそ上場廃止になってまえ~
ってくらい南辰には憤りを感じています。
ですが、この裁判の争点には関係ない。
こういう理由で、大覚勝訴はありえないと思うわけです。