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南海辰村建設(株)【1850】の掲示板 2016/12/08〜2018/01/17

>>729

UGG様

専門見地からのご意見ありがとうございます。
ここで代理裁判して、白黒つける意図はないのですが、
私とは意見の違うところがありますので、
説明させて頂きたいと思います。

>話は戻って訴訟のお話ですが、裁判の争点は1点のみです。瑕疵があるのか無いのか。

欠陥があることは、疑いようのない事実なので、「あるか無いか」自体は争点では
ないと思います。
スレッド中では『瑕疵がない』という発言も散見しますが、
彼らの意図は「”南辰が大覚から訴えられるような”瑕疵がない。」といいたいのだと
察します。

>瑕疵の存在を主張するには買主(このケースでは大覚)は善意・無過失であることが必要だからです。

と前回お答え頂いたように、重大な欠陥箇所について大覚による設計変更が関係しているしていないのか が
争点かと思います。
重大な欠陥箇所と書いたのは、
他にも瑕疵該当箇所はあったかと思いますが、そのうち、南辰起因の瑕疵が
大覚が主張する 取り壊し費用、逸失利益に相当する内容かどうかという意味でもあります。
(これが、大覚の訴えだから)

>ただね・・・引き渡し直前に設計変更なんてできません。「引き渡し直前」という時期には、とっくの昔に躯体は完成しており、(躯体どころか外壁・内装も完成していますが)変更しようがないのです。
>本当に「度重なる無理な設計変更」をしたのでしょうかね?
>建確証を取った後に、中間検査も終わって引き渡し直前に無理な設計変更って・・・完了検査もあるのに?・・・って思いますけどね。

と教えていただいたとおり、こんなタイミングで設計変更を強要しておいて、
「瑕疵の原因は南辰にあり、取り壊し費用、逸失利益、慰謝料をよこせ」だなんて。。
私には、まるで、
なんらかの意図があって、瑕疵がでるまで設計変更させた
ように思えてならないです。(あくまでも感想)
こんな感想を持つのは私だけでないのは、他の投稿者のコメントからも読み取れるかと思いますが。

さて、これまで、南辰の主張

>竣工引渡も間近に迫った平成21年8月以降、幾度となく大覚から設計変更や手直し工事の要求があり、それに応じてきました。


>、③役所の竣工検査を経て、正式に建築確認検査済証を受けていることから、本物件について瑕疵は存在しないこと等により、大覚が主張する手直し工事は過剰な要求であると判断し・・

が正しいことを前提にしての私の意見です。

次に、

>「平成25年2月27日の南辰発表のお知らせ」なるものも拝読しましたが、やはり不自然な記述(既述の「竣工引き渡しも迫った時期に設計変更の要求があった」等)だと、思います。

との事ですが、コピペ元は、南海辰村建設公式HPのIR情報ニュースリリース平成23年度にPDFで公開されています。
当然、リアルタイムに受信していましたが、幸い過去分すべてHP上に残っています。
URLを記載すると、メッセージが削除されたので、PDFからのコピペです。

因みに、裁判の判決に関する事なので、
有価証券上場規程第402条2号 により、共通して開示すべき適時開示事項です。
IRに虚偽記載であれば、上場廃止基準に抵触しかねない(証券取引所が判断)のですが、
そんな危険を冒してまで、虚偽記載はしないだろう。。という根拠で、南辰の言い分を信じるわけです。

あと、大覚の訴えですが、
南辰から、15億の残金支払え訴訟に対して、15億の反訴。(今60億でしたっけか?)
残金の訴訟(平成22年1月7日付)されなかったら、
反訴(平成23年2月 15日付)してなかったのかなぁ??
ますます、
なんらかの意図があって、瑕疵がでるまで設計変更させた
ように思えてならないです。(私にはネ)

>とはいえ、TVなんて偏った放送は当たり前ですし、裁判官も社会経験のない無知の塊ですし、
>何を信じればいいのか・・・・。

だから、裁判が長引くのだろうし、「面倒だから、適当なところで折り合い付けたら
という調停がはいるんじゃないか」とかの意見が出たりするんじゃないでしょうか。
なにかしらのオトシドコロで裁判費用さえ出れば、大覚勝利という基準ならば、アリとは
思いますが、そういうレベルの話ならば、
「南辰が大覚に関わったことが間違い」(これも、このスレッドでの、いつぞや誰かのコメント)
なんでしょうが。。

>他のゼネコンが工事を請けなかったのでは・・・と勘ぐってしまいます。

火中の栗は拾いたくないでしょうから。。
もう何年にもなるので、
他の方が今までにも、『嫌な奴にかまれたね』とか『当り屋』とか、
のコメントをしておられましたが、
程度の差こそあれ、本音では他のゼネコンも同じように受け取っているのではないでしょうか。
(これは勘ぐってます)

やっぱり、お金でしょう。。

以上、私が、「取り壊し費用、逸失利益、慰謝料」裁判で大覚勝訴がありえないと思う理由でした。