日本工営(株)【1954】の掲示板 2015/04/09〜

昔から日本は温帯気候であり四季がはっきりしているとされていて、それぞれの季節によって産物が形成されてきたと思います。ところが今年の５月中旬には一変真冬のような気候に逆戻りしたと思ったら、いきなり線状低気圧による豪雨に見舞われて、梅雨の面影などは全く消えてしまいました。それも北海道から九州に至るまで（関東地方は除く）の広い範囲で多くの被害が発生しています。

その後は３５度を超える猛暑に見舞われる毎日が続いて現在に至りますが、日本はまるで亜熱帯気候に変わってしまったのではないでしょうか。幸いなことに現時点でのダム渇水による水不足の心配はありません。ここ数年は日本の冬でも積雪量はたいへん多く豪雪地帯が多く見受けられました。

いちばん心配しているのは、冬に積雪量が少ないのに夏になり猛暑日が多くなることです。そういう意味で日本工営が設計した八ッ場ダムの完成が、やがて大都市の渇水対策に貢献してくれると考えています。
かつては無駄な公共事業だということで野党から非難を浴びて建設が中断しました。ひとつの有名温泉地が水の底に沈むという悲しい現実もありますが、現在建設中の無料ダム見学ツアーが大変好評のようで私もいってみたいと思います。