東芝プラントシステム(株)【1983】の掲示板 2015/04/28〜
-
593
>>592
vasetupさんのご質問は、難しいですねえ。
多くの方々は、「877億円が無価値になる可能性をどの程度(%)と見積もるべきか」に悩んでいると思います。
もちろん、東芝が倒産(法的整理など)すれば、877億円は無価値になる可能性が高いと思います。(無担保やろうし、金融機関のように預金の差押えもできません。ただし、最終的には少額の返済を受けられるかもしれません。)
一方で、東芝が倒産に至らなければ、無価値にはなりません。(返済期間はわかりませんが…。)
東芝PSの本日終値は1570円ですが、これを877億円の毀損可能性を含んでいない妥当株価としましょう。(PBRは1.2倍。)
もし877億円が毀損すれば、東芝PSの純資産は、1277億円-877億円=400億円となり、
PBR1.2倍を維持するためには、1570円×(400億円÷1277億円)=491円まで妥当株価が下がります。
もし、877億円が毀損する(東芝が倒産する)可能性を30%と考えれば、
1570円×{(1277億円-877億円×30%)÷1277億円}=1246円まで妥当株価が下がります。
以上は「机上の空論」ですが、東芝PSの株式売買に関しては、「877億円が無価値になる(東芝が倒産する)可能性をどの程度(%)と見積もるべきか」がポイントになると思います。
注1:現在の株価にも、ある程度はリスクを反映済みであると思います。
注2:東芝が倒産した場合は、877億円が無価値になるだけでなく、(一時的にせよ)発注元が機能不全になるというマイナスが生じるでしょう。(最悪の場合、(可能性は小さいと思いますが)連鎖倒産の可能性もあります…。)
vasetup 2017年2月27日 15:04
この子会社が親会社東芝に預けたグループ預け金877億円は
もう返ってこない。
と思う人は、「そう思う」を。
「いいえ、東芝はきっと返してくれる。」と思う人は
「そう思わない」を
クリックしてください。