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(株)オープンアップグループ【2154】の掲示板 2018/08/11〜2020/02/28

今日の日経新聞でこんな記事を見つけた

メーカーから技術者派遣会社に転職する技術者が増えている。人材紹介大手のリクルートキャリアではこの8年で9倍に増えた。技術革新のスピードが上がり、専門知識や技能を持つ派遣社員を即戦力として迎えたいという企業ニーズの高まりが背景にある。技術者の間にも「1社で勤め上げるのはリスク」という意識が芽生えている。

「昔はメーカーより格下の意識が強く、派遣と名乗るのも恥ずかしかった」と技術者派遣大手の幹部。正社員として技術者を雇用、派遣する各社はいま繁忙を極める。大手の2017年度の中途採用はテクノプロが前年度比32%増の2737人、メイテックが1.5倍の442人に上るが、なお「人が足りず仕事を断っている」。背景には技術の急速な進化がある。

メーカーが新事業を立ち上げるには自社にないスキルを持つ技術者が必要。ただ中途採用には時間もコストもかかり「2年内に勝負を決めなければならないような新規事業の人の確保には限界がある」(リクルートキャリアの足立絵美・製造業担当コンサルタント)。

例えば自動運転に欠かせないカメラやセンサーの技術者は自動車メーカーには少ない。技術者派遣会社はここをとらえ、電機メーカーで経験を積んだセンサー技術者を自動車メーカーへと業界をまたいで派遣する。

技術者派遣側が先端分野に次々と人材を派遣してきたことも市場拡大の一因だ。テクノプロは、トヨタ自動車が人工知能(AI)開発で資本提携するスタートアップのアルベルトと組み、千人規模のデータサイエンティストを育成中だ。

研究所での長期開発などはなお派遣が手を出しにくい分野だが「高度な仕事もどんどん派遣にお願いせざるを得ない」と大手電機メーカーの人事担当者。終身雇用の技術者だけでは現場が成り立たなくなってきている。

トラストラックもそのー役を担っているのであろう