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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 〜2015/04/28

>>209071

日証協発表の貸借取引残高の意味するところでございますが、
実際に空売りとして借株売却に利用される貸付残高は、
有担保+無担保の貸付残高分で
借入残高はふくめてはいけません。
借入残高は、借り株分です。
(日証金の融資みたいなもの http://www.jsf.co.jp/bu/bu0202.html

http://www.saa.or.jp/journal/prize/pdf/2009uno.pdf
を再度ご覧ください。
そこの『図表2-1 データがカバーする範囲』の図をよくご覧ください。
銘柄別信用取引週末残高(売残高)+銘柄別株券等貸借週末残高報告(貸付残高)+直接貸株が
実際の空売り残高に比較的近いかもという数字になるのではと思いますが、

ただし、
日本証券業協会が公表する(ウ)銘柄別株券等貸借週末残高報告には、
証券会社間における貸借取引の繰り返しによるダブルカウントにより、
実態のポジション以上に数値上の残高 が膨らんでいる可能性が指摘されている。
と、(注7)に書かれているので
その数値が近いというだけで、正確ではないということです。
さらに直接貸株は数字が出ません。

そのことを、実際のお話に合わせて
書いたものが、深海魚の旦那の投稿にもありました
http://www.morningstar.co.jp/stock/analyst/2009/4q/a1228.html
でございます。

そこの文中
『前記の三井住友の場合、信用売りだけにとらわれているとカラ売りの大元を見誤ることになる。急騰直前の東証11日申し込み時点では、信用売り残201万4000株、買い残1555万4400株と1300万株超の買い長だった。これでは、買い戻し期待よりも、戻り売り懸念の方が勝る。一方、日証協の同日報告分の株券等貸借週末残高によれば、借株売却に利用される貸付残高は、有担保742万3153株、無担保364万4170株。合計1100万株強に達していた。これ以外に機関投資家による直接貸株なども存在しており、さらにカラ売りは膨らんでいたとみられ、買い戻しエネルギーが蓄積していたことが読み取れる。』

ということだと思っているのですが。

どなたかご指導お願いします。

  • >>209098

    いのししさん、貸借取引残高の指標に関して解説ありがとうございました。

    貸借残高の11百万株が証券会社から大口に貸し付けられ、これが売り残高となっている現在だとしたら、大変なことではないでしょうか?これが買い戻されるエネルギーになっているとしたら、どエライことになりませんか?

    正直なところ、今までは信用買いの残高と大口空売り残高の推移ばかりを気にしていましたが、この貸付残高の11百万株が、いずれ買い戻される潜在マグマを抱えているとしたら、身震いがしてきます。

    この掲示板で貸借残高の貸付残高が話題になることは殆どありませんが、この指標の大きさと変化はもっと話題にすべき性質ということがわかりました。

    蛇足ですが、毎日いのししさんから情報サービスしていただいている大口の空売り残高ですが、モルガン以外は例の0.5%ルールに変わったことで報告義務が消失、依って既に買い戻されているかもしれませんね。

    何れにしてもここは、0.5%ルールに該当しない前述11百万株の借株による見えない売り機関がかなり居るということが分かりました。毎日の売り浴びせもモルガンだけでなく、他の大口機関がかなり売り買いしていることも分かりました。

    繰り返しますが、これが何れ買い戻されるエネルギーになっていると考えるとゾクゾクしてきます。

    ありがとうございました。