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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2015/07/19〜2015/07/25

>>192

横レス失礼

メディシノバ(MNOV)のMN-001(経口薬)。

IPFの年内米P2開始予定は前から分かっていたことだが、正式にP2が始まるまで話を控えていた。もういいだろう。

現在、IPF処方薬として米に認可されているのはpirfenidoneとnintedanib。

両薬とも、呼吸機能の改善効果があり、病気の「進行を遅らせる」。だが病気を「治す」薬ではない。

進行を遅らせて、余命はどんだけ伸びるん?
数十日だ。
IPF患者の余命は5年以内。それを薬で伸ばせるのがたった数十日とは・・・・・。誤差の範囲。

MN-001は根本的に違う。
「治す」薬だ。
余命が飛躍的に伸びる。
前臨床で出た指標のすべてがそれを示唆している。例えば、線維化領域の縮小。(呼吸機能改善効果は当然)

pirfenidoneやnintedanibの治験では軽度~中度のIPF患者を対象にしていた。重症患者には効かないからだ。

MN-001 P2治験の対象は中度~重度の患者で、重症患者に重きをおく。

MN-001が成功すれば、pirfenidone(=esbriet、ピレスパ、艾思瑞)は吹っ飛んでしまうだろう。

MN-001はIPFだけでなく、あらゆる線維症に効く。

MNOVはIPFの他にNASH米P2も年内開始予定。
NASHとは非アルコール性脂肪性肝炎のこと。罹患者は非常に多い。
NASHではすでに肝臓の線維化が起こっており、進行して肝硬変、肝不全となる。

MN-001のライバルがあるとすれば、pirfenidoneではなく、F-351の方だろう。

MN-001 vs F351。
どちらが勝つか、まだ定かではない。がF-351は線維症薬として独走、は早合点だ。MN-001という大きな脅威がある。

IPF処方薬としてMN-001が中国に入ってくるとしても相当先の話。艾思瑞の売上にすぐ影響するような話ではない。

しかし、F-351とMN-001の、肝線維症薬としての世界での開発競争はモロにバッティングしている。

F-351がMN-001に勝てれば問題はない。しかし、劣ると判定されればGNIの将来に暗い影を落とす。
MN-001はそれだけ凄い薬だ。

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