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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2017/08/13〜2017/08/14

会社四季報によるとGNIは、「バイオ創薬ベンチャー」とある。

投資家にとって「バイオ創薬ベンチャー」に投資するリスクは、一般的にはベンチャー企業が投資に見合ったリターンが得られるのか、またリターンを得るまでに相当の年数を要することから、資金ショートを起こす懸念はないか等であろう。
投資に見合ったリターンが得られるかを、投資家があらかじめ予測することは困難であるので、ここでは研究開発投資負担割合を資本合計と年間の研究開発投資額から算出し、GNIのリスク度合いを検討すると以下となる。

直近通期決算より(GNIは2Q決算)、研究開発投資は年間、比率は資本合計/研究開発投資

そうせい・・・資本合計288憶・・・研究開発投資44億・・・15.3%
アンジェス・・資本合計42憶・・・研究開発投資35億・・・83.3%
小野薬品・・資本合計5242憶・・・研究開発投資575億・・・11.0%
武田薬品・・資本合計19489憶・・・研究開発投資3123億・・・16.0%
GNI・・・・・資本合計101憶・・・・研究開発投資2億・・・2.0%

研究開発投資負担の大きさだけでみれば、大手製薬会社を含め何とGNIが極端に低い割合であり、この点でのリスクは最も小さいと言える。

また、製造原価率についても大手製薬会社に比較しても最も低くなっており、製造原価率・研究開発投資負担率の低さは、近い将来売上が増加した場合、相当な高収益をもたらすことを示唆している。