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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2017/11/17〜2017/11/19

以前にも投稿したDNに対してピルフェニドンを投与した論文だけど、大事な内容なので再掲して
おくね。ピルフェニドン1200 mg / d群でeGFRが有意に好転しているし(P = 0.026)、何と
言っても、血液透析への移行がなかったのが素晴らしい。
早くアイスでのDNの2相始まって欲しいな。

ではおやすみなさい。

糖尿病性腎症のためのピルフェニドン。
抽象
ピルフェニドンは、動物モデルにおいて糖尿病性腎症に恩恵を受ける経口抗線維化剤であるが、ヒト糖尿病性腎症に有効であるかどうかは不明である。糖尿病性腎症の患者で、アルブミン尿症が上昇し、推定GFR(eGFR)が低下した77人の被験者(無作為化二重盲検プラセボ対照試験)を実施した(1.73 m2あたり20〜75 ml /分)。事前に指定された主要な結果は、治療の1年後のeGFRの変化であった。 26人の被験者を無作為にプラセボに、26人をピルフェニドンに1200mg / d、25人をピルフェニドンに2400mg / dでランダムに割り付けた。試験を完了した52人の被験者の中で、平均eGFRは、プラセボ群(-2.2±4.8 ml / dl)において減少したのに対して、ピルフェニドン1200 mg / d群(+ 1.73m²あたり+3.3±8.5 ml / 1.73m2あたり、P = 0.026対1200mg / dのピルフェニドン)。ピルフェニドン2400mg / d群では中止率が高く(11/25)、eGFRの変化はプラセボと有意差はなかった(1.73m2あたり-1.9±6.7ml /分)。 77人の被験者のうち、4人がプラセボ群で血液透析を開始し、ピルフェニドン2400 mg / d群では1人、試験中にピルフェニドン1200 mg / d群ではなかった(P = 0.25)。炎症および線維症の血漿バイオマーカーのベースラインレベルは、ベースラインeGFRと有意に相関したが、治療に対する応答を予測しなかった。結論として、これらの結果は、顕著な糖尿病性腎症の個人にとって、ピルフェニドンが有望な薬剤であることを示唆している。

ttps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21511828