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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2016/01/07〜2016/01/18

GNIが他のバイオベンチャーと違うのは、既に世界で評価されているピルフェニドンの権利を有していること。
欧米・欧州で権利を持つインターミューンはロシュより約1兆円で買収されたが、この買収額の大部分はピルフェニドンの価値と言える。
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ロシュはこの買収でインターミューンの特発性肺線維症(IPF)治療薬ピルフェニドン(一般名)を取得して、ロシュでは比較的小規模な呼吸器系疾患薬部門を拡大しようとしている。IPFは進行性の生命に関わる肺疾患。
ttp://jp.wsj.com/articles/SB10001424052970204431804580112500362971816

GNIは中国の他、オーストラリア、ニュージーランド、アセアン諸国、香港、ロシアCIS諸国での権利を有している。
市場規模はインターミューンの販売対象エリアを上回っている。
同薬剤を手掛ける企業から相対的に考えれば、GNIの企業価値も自ずと見えてくる。
株価が下がってもピルフェニドンの価値はまったく変わらない。

またムカチュー氏のブログにもある通り、GNIは同じ薬剤を手がけているだけでなく、未だに他社ができていない適応症拡大を唯一行っている。
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ピルフェニドンを抗線維化剤として他の適応症についても開発する権利を、塩野義製薬とインタミューン社は持っているのです。
しかし、ピルフェニドンの作用機序が分からない塩野義製薬ではIPFへの適応を示すのがやっとであり、インタミューン社においてはその塩野義製薬のデータを引用してようやく承認に至った経緯があるのは、前回の私の記事にあるとおりです。
対照的にジーエヌアイは、アイスーリュイを、糖尿病腎症(DN)や、結合組織疾患を伴う間質性肺疾患(CTD-ILD)へと適応症を拡大し、中国において開発を進めております。
当初は特許の抜け道から開発を始めたジーエヌアイでしたが、現在ではピルフェニドンの開発において世界を圧倒的にリードしているのです。
ttp://mukacyu.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
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適応症はそのどれもが市場規模が大きく、まだ治療薬がない分野のため市場を独占できる。
また治験リスクが少ないという利点もある。
ピルフェニドンだけをとって考えてもGNIの企業価値の大きさがよく分かるだろう。

  • >>659

    「アイスとピレスパは、「似て非なるもの」どころか、次元が違うもの」論が破綻した、あんなブログにまだ惑わされているとは。困ったものだ。

    >ピルフェニドンの作用機序が分からない塩野義製薬ではIPFへの適応を示すのがやっとであり、

    なんて、ブログ居士は言ってるけど、
    ベイビー製薬のGNIは、主に線維症薬にターゲットを絞ってるからRP、DN、CTD-ILDの開発を目指しているのに対し、大手総合医薬品メーカーの塩野義はRPなどの他症適応は選択しなかったというだけの話。

    1995年、Marnac社のMargolin、KDL社の山内らが発表した、「ピルフェニドンに抗線維化作用あり」の論文で十分だ。
    これに基づいて、塩野義は、特許を持つMarnac-KDLからピルフェニドンを導入し、IPF薬として開発した(GNIはその様子を見ながら、遅れてF647で開発開始)。しかし、他の線維症(DN, etc)についての開発は選択しなかった。

    居士が言う「作用機序を解明したGNIだからこそ、他症適応ができる。塩野義には到底無理」は「アイスはピレスパとは次元が違う」と共に度し難い。

    KDLは、「GNIさん、お先に失礼」と、ピルフェニドンのDN治験を開始した(Phase 2、日本、2014年)。
    GNIのアイスによるDN試験はまだ前臨床レベル。

    もっともらしい言葉で情報を発信されると、ついつい鵜呑みにしてしまう、世の中にはよくあること。