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(株)イナリサーチ【2176】の掲示板 2018/10/31〜2019/02/25

iPS細胞、患者移植=パーキンソン病で世界初-50代男性に、経過は良好・京大
2018年11月09日16時58分

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)から神経細胞を作り、パーキンソン病患者の脳に移植する臨床試験(治験)を進めている京都大は9日、50代の男性患者への移植を実施したと発表した。
iPS細胞から作った神経細胞をパーキンソン病患者に移植したのは世界で初めて。今後、腫瘍ができないかなど安全面を検証する。

京大によると、移植手術後の男性は安堵(あんど)した表情で、手術前と同様に会話や歩行ができるなど経過は良好という。
 高橋淳教授らのチームは、健康な人から作ったiPS細胞を神経のもとになる細胞(前駆細胞)に変え、特殊な注射針で脳に移植した。
移植した細胞は脳内で神経細胞になり、情報を伝える物質「ドーパミン」を分泌する見込みだ。

 京大病院で記者会見した高橋教授は「外科医にとって結果が全てだ。今まで積み上げてきた結果の審判を待つ、厳粛な気持ちでいる」と話した。京大は男性のほかに6人への移植を計画しており、50~60代の患者の募集を続けている。

 手術は10月に約3時間かけて行われ、約240万個の前駆細胞が脳の左側に移植された。免疫抑制剤を投与しながら、6カ月後に移植した細胞の定着や腫瘍の有無などを確認し、問題がなければ脳の右側にも移植する。
その後さらに2年間、移植片が増殖していないかや、ドーパミンを分泌しているかなどを調べる。


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