ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

テラ(株)【2191】の掲示板 2017/09/30〜2017/12/28

和歌山県立医科大学の山上裕機先生によれば、ペプチドワクチン療法は
自分の免疫機能に頼る免疫療法であり、そのために、末期がんの方や
重い栄養障害を患っている方は、ペプチドワクチンを投与しても治療に
繋がるほどの免疫応答が起こらない可能性もあるという。
(ただし、必ずしも効果がないというわけではない。)

つまり、ペプチドワクチン療法は、患者にある程度の免疫機能が、
残存されていることが前提となる。

テラと和歌山県立医科大が実施する医師主導治験の対象となる
標準療法不応進行膵臓癌は、実質的に末期癌の場合も少なくない
ので、ペプチドワクチン療法の効果は、期待できない可能性がある。

こういったことも、標準療法不応進行膵臓癌の治験に、山上先生は
テラの樹状細胞ワクチン療法を選んだ理由の一つではないかと思います。

PS
この治験とは別に、山上先生たちは厚労省と協働して、ペプチドワクチン
を膵癌摘出手術後の患者に、再発予防として使用する治験を行っており、
大きな手ごたえを感じているそうである。

  • >>98

    >つまり、ペプチドワクチン療法は、患者にある程度の免疫機能が、残存されていることが前提となる。

    その前提はテラワクチン療法だって同じ 免疫細胞なしで、どうやってがんを殺す?
    ブラパスのITK-1治験の対象は末期のがん(前立腺) 残っている免疫細胞(それに樹状細胞も)は少ない それでも余命競争で抗がん剤といい勝負をしている

    そんなことより、大学病院や丸山クリが次々とテラワクチンに見切りをつけているのは何故なのか、その理由を考えた方がいい

    もちろん、あまり効かないと分かってきたから
    それは何故?

    WT1ペプチドの特徴は、最多のがん種に発現しているペプチドであるということだけ 有効かどうかは関係ない

    がん細胞の表面に発現しているペプチドは多種ある 
    その中で、免疫細胞による攻撃に適しているペプチドはがん種によって異なる 患者個人個人によっても違いが  
    したがって、WT1が効かないことが多くても不思議はない

    丸山データから、いくつかのがんについてはWT1が有効(といっても、抗がん剤の付添役として)であることが分かってきた たまたま、その中にすい臓がんも含まれていた しかし、他の多くのがんについては無効・・・・・・予想されるとおり
    結果、多くの大学病院や丸山クリが、全体として、テラ療法には高額費用に見合う価値はないと結論した

    ブラパスは、治療前に患者の血液検査をし、その人個人のがんに最も有効と判定されたペプチド4種(=ITK-1)を投与する 複数個のペプチドを使うのは、がんの免疫逃避を許さないため

    ITK-1療法は理に適っている より安価でもある
    残念ながら丸山データを持たないので、最終成功は保証されない
     
    --------
    まるで、すい臓がんだけががんであるかのような言いぐさは止めた方がいい