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いちご(株)【2337】の掲示板 2017/07/22〜2017/10/02

日経新聞報道を受けて、早速三菱UFJモルガン・スタンレー証券からレポートが出ましたよ。

REIT 以外への売却進捗、ストレージなど投資用途多様化で成長持続を予想
(省略)

ホテル、インフラに続く成長分野としてストレージを強化
17/2 期まではホテルREIT やインフラファンドのIPO に伴う売却益が増益を牽引してきたが、
18/2 期はREIT 市場の減速等により、ホテルやメガソーラーの売却が減少すると予想する。

しかし再開発目的の取得需要や、富裕層向けの中規模オフィスなどグループ外への販路強化に
より増益基調が続くとみる。
ホテル、インフラに続く投資用途として、同社初の物流施設2 棟を取得、ストレージ
(トランクルーム)運営会社にも出資し、将来的には米国のようにストレージREIT の組成余地
があろう。

  • >>2

    9/21モルガンスタンレーが空売り940万株を一気に返済したのは、以前から指摘していた材料で
    本日の日経朝刊を前に撤退したのでしょうか?(笑い)

    トランクルームに熱視線 利回り狙い マネー流入 REIT設立の動きも

    (省略)

    投資家をひき付けるのは、他の不動産に比べて比較的高い投資利回りを見込めるためだ。
    賃料収入から管理費を引いた純収益(ネット・オペレーティング・インカム、NOI)を物件価格で
    割ったNOI利回りは年平均6~8%とされ、10%程度の物件もあるという。
    物件価格の上昇で賃貸用住宅や商業ビルの投資利回りが低下しており、相対的にトランクルームが
    魅力的に映る。

    高い利回りが期待されるのはなぜか。
    トランクルームはコンテナ型や既存物件の改築など様々あるが、設備更新費がほとんどかからず
    新築と中古で需要の差が小さい。
    一度荷物が入れば退去は少なく、稼働率が安定しやすい。
    駅からの距離や方角も問われず、マンションなどと競合せず用地を安く仕入れられる。

    矢野経済研究所によると、16年度末の市場規模は約650億円と過去5年間で4割増。
    トランクルーム大手のキュラーズ(東京・品川)は年8~9%の成長を予想する。
    郊外の戸建てから都心のマンションに引っ越す際、トランクルームを活用する例が多いという。

    リスクは稼働率を上げるのに時間がかかることだ。
    「100室が満室近くになるのに少なくとも約2年かかる」(不動産運用のいちごの渡辺豪常務執行役)。
    広告宣伝などの費用が先行し、事業者にとって資金繰りが負担だ。
    想定通り運用できず、損失を被る投資家も少なくない。

    投資しやすいよう、小口の投資商品の組成を目指す動きも出てきた。

    いちごは7月、トランクルーム中堅のストレージプラス(東京・港)を買収した。
    今後5年で5倍の1万5000室を目指す。
    物件は富裕層向けに販売するほか、100億円程度まで積み上げて機関投資家向けに私募REIT
    組成を検討する。

    (省略)

    足元では15年の相続税引き上げを機にブームとなった賃貸アパート経営が減速している。
    行き場を失ったマネーがトランクルーム投資に流れている側面もある。