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いちご(株)【2337】の掲示板 2018/07/13〜2018/11/07

>>500

20年ほど前から、ドル建て、ユーロ建て、為替ヘッジ無しなどで国際分散をしているのですが悩むことも多くご教示頂けたら。
ETFの他にサテライトで米ドル建てのジャナスの米国株ファンドを所有しているのですが、アロケーション比率についての質問です。
バリュー投信とグロース投信を同じ比率で所持しています。
個人的にはバリュー投信の比率を徐々に高めるつもり。
理由は、イールドカーブが徐々にフラット化して、来年にも逆イールドになる可能性大の為。
逆イールドとISM指数の50割れが生じると、その一年後に景気後退になるという経験則があります。
また、先行指数としての銅価格も下向いてきました。
フラット化したイールドカーブと銅価格は信号が灯るも、ISM指数は強いという状況ですがそろそろ要警戒です。

現在景気後退の2年前であるというJPモルガンのレポートを読みましたが、過去の景気後退2年前のパフォーマンスは高配当株中心のディフェンシブセクターが強いというデータが、過去のITバブル崩壊及びリーマンショック見られました。モルガンのセミナーでもこのようなセクター推奨。と言うことはバリュー株ファンドの比率を高めるべきと思います。
他方ゴールドマンのセミナーでは、イールドカーブのフラット化の局面から後は成長株投信だ。何故なら此処からは何もかもがあがる局面が過ぎ本当に強い株しか上がらない。景気後退に向かう最後の局面は成長株投信で終わる。

モルガンとゴールドマンの話は同じ局面に対して見解が異なり、どちらかの見解に裏があると思いました。
ゴールドマンはセミナーの後、だから此処からはNETWINという成長株投信の推奨を、JPモルガンはthe Japanという投信の推奨をしました。
日米と国は違えども、米国のイールドカーブや景気状況が世界景気を決めるので、セクター推奨は同じ物でないとおかしいはず。
これはお互いの売りたい商品の違い、要は販売戦略の違いから来るものと思いますか?
業界のやり方と言うのは、このような物なのでしょうか?
因みにデータだけ見ると、景気後退前2年間は高配当株などのディフェンシブ、要はバリュー株投信比率を高めるべき局面であると個人的には思いますね。

このような情報のやり取りを出来る刺激的な友人が出来る事を個人的には望んでいる者です。

  • >>510

    他人の教示は当てになどなりません、しかし
    ここには『roy***** 』さんをはじめ、分析に優れた方々が
    沢山います。その方々の意見、書き込みを参考にして
    自分で判断するのが最適です。
    今現在、日本国内の失業率は2.15%前後です。これが2%に近づきつつあります、
    これは『賃金上昇を従い、国内景気の本格回復』のルイスの転換点が
    もう直ぐそこまで来ていると思います。

  • >>510

    字数の為、一部省略。あしからず。

    ①逆イールド発生に関しては別掲したいと思います。景気後退期に逆イールド現象が発生しているのは事実である。
     私個人はよほどの理由が無い限り、知人に投信は推奨していない。
     理由は、組み入れ銘柄は多数になり、実質的に指数を買っている事。
     リスク分散として多数の銘柄を保有するが、これでは何に投資しているのか?よくわからん という話になる。
     そんな事をするなら全体市況を見る事が先になる。どちらかというと上級者向け。悪く言うと初心者ハメコミ営業。もし投信を買うなら手数料が安いもの。後者の悪材料がないかもしれない。

    ②モルガンとゴールドマンは米系。比較的まともな予想を出していると思う。
     結論から言って、2社の方針は違うもののよく似た意見。水と油で全く違う商品を紹介していて、どちらが一方が必 ず間違っている という意見ではない。総じて景気拡大の最終局面に近い という見立ては共通しているだろう。

    ③バリューとグロース。どちらが良い?
     大きく負けないならバリュー。景気後退が近いとの大前提なのですから大きく下がるのはグロース系。
     だからグロースからバリューへのシフトは起こりやすい。典型はアップル。
     ハイテク株は総じて高PERですが、アップルは低いPER。最近よく上がっているのはその為でしょう。
     ただし、この話はすでに1年前の話題。正直遅いとの印象。半導体のインテルも同様です。
     何をもってバリュー・グロースなのか? 実はビミョーです。銘柄選びは2極で考える事自体が誤りはないでしょうか。

    ④カントリーアロケーション
     結論から言って、旧赤軍は総じて外し。先進国は米>独>日。資源や新興は豪と印とタイ。
     
    ⑤各国によって法律や商法、そして人種や文化が違います。
     また、景気拡大の最終局面では勝馬が確定するので株価パフォーマンスは大きく散る。
     米国の銀行は買い。日本の銀行は不要。 と考えています。
     同じセクターでも同じように動くとは限らない。売上や利益率。投資してからの回収時間を重視すべき。

     金融相場の場合は、セクターさえ当てれば勝つことは容易ですが、今は金融相場ではありません。
     今は勝ち馬に乗るべき。
     攻撃防御、セクターに関係なく、業界のトップか? 未来のエースが確定しているような若駒が良いと思う。

  • >>510

    JP Morganの資料「終盤戦」の資産価格によると以下の通り。
    米国の景気後退が始まる「2年前」から「1年前」までのセクター別リターンという資料によると「景気敏感セクター」と「資源関連セクター」がよく、「デフェンシブセクター」はイマイチというデータですね。
    米国の景気後退「1年前」から「景気後退入り直前」までのセクター別1年間リターンは
    「資源関連セクター」と「デフェンシブセクター」がよく、「景気敏感セクター」は劣りますね。
    このデータを下に少しずつアロケーション比率を変えて行くつもりです。
    まだ、デフェンシブ、バリューセクターに一辺倒と言うのは、リターンを低くすると言う結論に個人的にはなります。