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(株)アイロムグループ【2372】の掲示板 2017/12/15〜2018/01/10

同じことですが、説明違うので参考までに
再生医療today より

製効率向上=遺伝子導入ウイルス変更 慶大 2017.12.22 
心臓を形作る線維芽細胞に遺伝子群をウイルスを使って導入し、血液のポンプ機能を担う心筋細胞に変化させる際、ウイルスの種類を変えると効率が大幅に上がることが分かった。慶応大と遺伝子医薬企業「IDファーマ」(東京都千代田区)の研究チームが21日付の米科学誌セル・ステムセル電子版に発表した。

新たに利用したのは、東北大が発見し、遺伝子治療研究などに使われる「センダイウイルス」。マウスや人の線維芽細胞のほか、心筋梗塞を起こしたマウスで実験した。将来は心筋梗塞などの患者に遺伝子群を注入するだけで治療できると期待され、慶応大の家田真樹専任講師は「今後はブタかサルで実験したい」と話している。

心臓の再生医療は、線維芽細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り、心筋細胞に変えてから手術で移植する方法も研究が進んでいる。だが移植して定着させるのは難しく、移植した細胞の中にiPS細胞が混入していると腫瘍化する問題がある。

家田専任講師は2010年、iPS細胞を経ずに、線維芽細胞を心筋細胞に直接変える方法を開発。移植や腫瘍化の問題はないが、効率の低さが課題だった。センダイウイルスはこれまで使っていたレトロウイルスより安全性が高く、線維芽細胞に入りやすい利点もあるという。