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(株)アイロムグループ【2372】の掲示板 2018/01/11〜2018/02/09


関西NEWS WEBより抜粋
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180116/4413361.html

「他家移植」は拒絶反応を起こしにくい特殊なiPS細胞から作った網膜の組織を液体に混ぜ、「加齢黄斑変性」という病気の別の患者の網膜に注射で移植するもので、グループでは去年3月に世界で初めての手術を行い、あわせて5人が手術を受けています。
グループによりますと、このうち70代の男性患者で網膜にむくみが出る症状が見られたということで、薬で改善しなかったことから15日、治療のための手術を行ったということです。
男性の症状は重症ではないということで、手術は順調に終了したということです。

グループによりますと症状は、移植の際に細胞が漏れることなどで起こる一般的な合併症とみられ、iPS細胞との関係はないということで、引き続き注意深く経過を観察していくということです。
会見した高橋プロジェクトリーダーは「iPS細胞を使わない手術でも同様の症状が報告されている。
臨床研究は引き続き進めていくが、手術の方法を工夫するなどして改善していきたい」と話しています。
日本医療研究開発機構でiPS細胞を使った再生医療の研究を支援している東京医科歯科大学の赤澤智宏教授は、「今回の事象は、iPS細胞以外の細胞を移植した場合も起こり得るリスクで、手術を行う上で想定された範囲内だととらえている」とした上で、「今後、iPS細胞を使ったさまざまな臨床試験が計画されているが、そうした試験への影響は全くないと考えている。ただし研究者には、新しい治療を行う上でのリスクを患者にしっかりと説明し、事前に、対策を十分に講じてもらいたい」と話しています。