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日本の戦略「憲章超す内容に」＝海洋プラごみ問題で表明―G7会合
9/21(金) 6:28配信 時事通信
　
【ハリファクス（カナダ）時事】カナダ東部ハリファクスで開催中の先進7カ国（G7）環境・海洋・エネルギー相会合は2日目の20日、世界的に深刻化する海洋プラスチックごみ問題を中心に議論した。

　中川雅治環境相は会合で、来年6月までに日本が策定する予定の「プラスチック資源循環戦略」について、今年6月のG7首脳会議で提唱された「海洋プラスチック憲章」を上回る内容にするとの方針を表明した。

　憲章には「2030年までにプラスチック包装の最低55％をリサイクルまたは再使用し、40年までに100％回収する」など期限付き数値目標が盛り込まれたが、日米両国は署名を見送った。

　中川環境相は会合で、日本で20カ国・地域（G20）首脳会議が開催される来年6月までに戦略を策定する方針を示し、「憲章の数値目標を超える内容とするよう産業界や自治体、NGOと調整する過程にある」と説明。さらに、海洋プラごみ問題は「途上国を含めた世界全体で取り組む必要がある」と訴えた。