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(株)アスカネット【2438】の掲示板 2017/09/23〜2017/10/02

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  • 2017/10/03 02:32
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当社が投資の勧誘を目的としているものではありません。

  • 長文失礼します。
    CEATECで展示される樹脂新製法のAIPがどのようなものなのか、品質と価格が異なるケースで考えてみました。

    ■ケース①「品質◎ & 価格◎」
    これは(ガラス製に匹敵する?)高品質を実現しながら、一般製品にも搭載可能な圧倒的な低価格を実現したケースです。
    その場合10月3日は「歴史が動いた日」になると思います。
    ベルリンの壁崩壊のようなセンセーショナルな日として記録に残ることはなくても、世界中の様々な企業で、AIP採用決定、新製品発売、一般への普及は止められない動きになると思います。
    気付いたら身の回りの空間に空中映像が当たり前にある世界がやってくるのも遠い未来の話ではないでしょう。
    このケースであれば「満点」ですね。

    ■ケース②「品質◎ & 価格×」
    これは高品質ではあるものの、価格が思ったより下がらなかったケースです。
    元々大量生産によるコストダウンを狙う新方式なので価格が下がらない(量産性が低い)可能性は低いとは思いますが、アスカネットの要求する品質が高すぎる場合はこのケースになると思います。
    高度な加工精度を要求すると加工ミスも発生しやすく、どれだけ綺麗なパネルが出来上がっても一ヶ所ミスがあればNG品となるため、NG品が多い(歩留まり率が低い)=コスト高となり、低価格化が難しくなります。
    (スケートや体操などの得点競技で、難易度の高い演技構成だと滅多に成功しないが、稀に成功したときは高得点。)
    最初は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」でも、改善を続けていくうちに「一発必中」となり、コスト高が改善してケース①に近づいていくものと思います。
    最大のハードルの品質をクリアしているのであれば、価格面でマッチしたところから徐々に採用が広がっていくと思うので、このケースは「合格」だと思います。

    ■ケース③「品質× & 価格◎」
    これは圧倒的な低価格化に成功したものの、それほどの品質ではなかったケースです。
    低価格化に成功しているということは量産性が高い(歩留まり率が高い)ということなので、解像度を落して加工精度に余裕を持たせたとか、意図的なものだと思います。
    (難易度の低い演技構成のため確実性は高いが、ノーミスでも高得点は期待できない。)
    ガラス製(高品質&高価格)との住み分けが可能なので、圧倒的な低価格と量産性を武器にして高度な品質を要求されない分野(オモチャ、細かい文字を読ませなくて良いもの、安価な製品、大量生産品など)から空中映像が急速に一般化していくと思います。
    空中映像が一般化すればガラス製の売上にも好影響ですね。
    このケースでも「合格」だと思いますし、一番「ありそう」なシナリオなんですが、このケースの可能性は低いと考えています。(ケース④で後述)

    ■ケース④「品質× & 価格×」
    これはそれほどの品質でもないのに、価格が思ったより下がらなかったケースです。
    現状ではガラス製との住み分けも出来ない、開発途上の未完成品の経過発表であった場合ですね。
    このケースはホルダーがCEATECを迎える際の万が一のリスク(売り方には最後の希望)だと思いますが、可能性は限りなく低いと思います。

    ※アスカネット自らが「ハイクオリティ」と宣伝
    インテルはアスカネットを「パートナー」と呼び、「未来がどんなものか、ちょっとだけお見せします」と言って空中キーボードのデモを行いました。
    BMWはAIPを使用した仮想コンソールで「未来の運転席」を実現し、世界中の注目を集めました。
    自社製品に品質面と価格面で「搭載可能」なAIPの完成を心待ちにしている企業は世界中にいるはずです。
    いつも慎重で保守的なアスカネットが「ハイクオリティ」と言う以上、価格面はともかく、品質面では十分満足出来る製品に仕上がっているものと思います。
    「ハイクオリティ」に期待して日本までやってきた海外企業の担当者が、落胆して帰るような品質のものを展示するとは思えません。

    ※アスカネットが強気
    今回のIRの「さらに品質の向上の可能性もありますので、その点ご承知おきください」の部分について「新方式は将来の伸びしろがある」と好意的に受け止める人より、「現状品への不安」を感じる人の方が多かったのも仕方ないのかもしれません。アスカネットのIRはいつも弱気で誤解を生む表現に定評がありますからw
    しかし、今回はちょっと違います。

    5月の時点で
    「一定程度の品質を確保した試作品が出来上がり、品質やコストなどまだ不確実な部分があるものの、量産の可能性が出てまいりました。 」
    「本格量産に向けては、品質のさらなる向上、安定した量産技術や効率的な量産体制の構築、市場ニーズに合った製造コストの実現などの課題があります。」
    「現時点では量産に向けたスケジュールを明確化できる段階にはありませんが」
    といった感じで、早期量産化など不可能としか思えない表現でしたが、

    9月の時点では
    「量産を前提とした新製法による樹脂製AIプレートを展示!」
    「その品質をご覧いただくとともに、ご希望の企業様にはサンプルを提供し、お見積もりの問い合わせもお受けする予定です。」
    と今までのアスカネットとは思えない自信と強気さを感じます。
    それ以外にも「試作品が完成」(途中経過ではない)、「初回製品」といった部分もありますね。

    以上のことからケース④はないと思いますし、あっても「品質△ & 価格△」と、品質と価格でバランスの取れた、胸を張ってお客様にお見せできる「商品」になっているものと思います。

    5月のIRの最後にこうあります。
    >5. 今後の見通し
    >本量産技術が確立し、平成 30 年4月期の業績への影響が生じる可能性があれば、速やかに公表いたします。

    5月の時点では「何言ってんだ」と絵空事としか思えなかったんですが、弱気なことを言っていても5月の時点で今期中に「量産品が売れている」状況を想定していたというのは面白いです。

    色々なケースを想定して考えてみましたが、実際は何番のケースなんでしょうか。
    消去法から①ではないかと思うんですがw
    CEATECが楽しみですね!

  • ギフトアプリの失敗から、二の足を踏んでいる。メインはAIプレートなんだけど。1400台になったら買い増してみようかなぁ。。

  • 2017/09/23に作成された(株)アスカネットについて話し合うスレッドです。
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    『(株)アスカネット 2017/09/15〜2017/09/22』
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