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(株)アスカネット【2438】の掲示板 2018/06/14〜2018/07/13

  • >>71

    去年のシーテックの展示は3D-DELZOという、プレートを2枚使用して実物のモデルさんを空中に表示して見せる展示でした。

    握手が宙を切る 人と区別がつかない立体映像 アスカネットが開発
    h ttps://www.moguravr.com/asukanet-3d-delzo/

    像が見える範囲は限られますが、空中結像しているモデルさんは一言で言えば「実際の人間を見たときと同じように立体に見え、実際の人間を撮影したときと同じように写真に写る」ということになります。

    普通の人物写真でも、背景をぼかしたりと立体感を出す手法で撮影すれば立体的に見えますし、普通のスナップ写真では背景に平面的に貼り付いて見えます。

    同様に空中結像しているモデルさんにピントを合わせて撮影すれば背景をぼかして立体感のある写真になりますし、普通のスナップ写真のように写せば周りの人間と一緒に背景に貼り付いて見えることになります。

    もしVRのステレオカメラで撮影された3D-DELZOの映像を見ることができれば、モデルさんの鼻の高さやゴニョゴニョやら、こちらに手を伸ばしている距離感といったものが、実物の人間そのままに見えることと思います。

    これはASKA3Dプレートが、プレートの裏側の光の軌跡をプレートの表側にそのまま再現する「光学部品」としての働きによるものなので、プレートの裏側に本物の人間がいれば、プレートの表側に本物の人間がいるように見えるのは当たり前と言えば当たり前なのですが。
    (当然、プレートの向こう側のモデルさんにもこちら側にいる自分の姿がそのままに見えるわけです。)

    望遠鏡で肉眼では良く見えない遠くにあるものが目の前にあるように見えるように、大きなプレートがあれば肉眼では良く見えない遠くにいる人間の姿を目の前にいるように見せることも理論的には可能なようです。
    (そのとき、手に持っているスマホの画面もくっきりと見えることと思います。)

    ATMの画面は平面映像を表示しているのではなく、正しくは「平面の普通のディスプレイが空中に浮かんで見えている」ということになります。
    ディスプレイを暗室に設置すれば映像のみが空中に見えますが、ディスプレイそのものをライトアップすれば空中にディスプレイが浮かんでいるように見えると思います。
    (空中に見えるディスプレイに映像が映っている状態。)

    実際に展示がありましたが、映像を表示するディスプレイに裸眼立体ディスプレイを使用すれば、空中に立体映像が見えることになります。(凹凸を持った立体物が空中に見える)

    私がASKA3Dプレートに注目しているのは、「空中結像装置」といった専用機器ではなく、「空中結像部品」という最新の光学部品としての応用性や可能性の高さによるものです。

    これからも去年のシーテック以上の驚きを見せ続けてくれるものと期待しています。