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(株)アスカネット【2438】の掲示板 2018/11/10〜2018/12/13

決算説明資料を確認しました。

個人的に気になった部分は研究面の下期の取り組みとして、「ガラス製ASKA3Dプレートの量産性向上に向け、具体的な取り組みを進めていく」という部分でしょうか。
具体的な取り組みというからには、量産性向上(+コストダウン)につながる量産工程の改良や、製造ラインの増設がありそうです。

コニカミノルタが空中結像プレートの積層式の製造技術の特許を熱心に出願していますが、製造委託先がコニカミノルタだとすると、そのあたりの技術が反映されるのかもしれません。

先日更新された中国の展示会レポートに、「またターゲット市場によってはガラスの需要もあり両ラインナップの棲み分けと中国市場でのニーズを確認することができました」とありますから、ガラス製プレートに現在の生産量ではまかないきれないくらいの要望があった可能性はあります。

樹脂製プレートも、さらなる品質の向上、大型化に向けての研究(バージョン3?)とともに、今期中には量産体制を構築する(バージョン2?)とありますから、いよいよ輪転機が回りだすかといった感じです。

アスカネットは利益5億ほどの小さな会社ですから、世界中の名だたる大企業が注目する新製品が世の中に出回りだしたら、どれほどの利益になるのか想像もつきません。

まもなく金の玉子を産み始めるニワトリを普通のニワトリと比較して「割高」と判断する人もいるようですが、実際に金の玉子を産み始める日を静かに待ちたいものです。