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(株)フュートレック【2468】の掲示板 2017/06/03〜2017/06/25

 アップルの音声認識スピーカーHomePod12月から発売開始。
アメリカ、イギリス、オーストラリアで限定販売。
家電の操作やネット通販などコンピューター不要の時代がまもなく到来。

>>アップルの音声認識スピーカーHomePodで、コンピューターが消える未来
6/19(月) 16:24配信

 アップルが社運を賭けるHomePod。 [(C) 2017 Apple Inc. All rights reserved.]
 家電の操作もネットでの注文も、すべて声に出すだけ。コンピューターを“操作する”という認識は過去のものとなる。そんな未来が、実際の製品として手に届くまで、あと一歩というところまで近づいている。
 「Amazon echo」や「Google Home」などといった、音声認識機能をもったスピーカー型のデバイスが注目されている。これらは、自宅の居間などに置いてWi-Fiと接続することで、音声で操作して、商品の注文や調べ物ができる。昨年販売されたAmazon echoはすでに1000万台以上が販売されるヒット商品になっており、この分野では他社を大きく引き離している。
(途中省略)
声で操作できるとなにが可能になる?
 すでに開発競争が激化している音声認識デバイスの分野だが、実際に声で操作ができるデバイスが浸透することで私たちの生活はどのように変わるのだろうか?

 一つは、音声による操作の一元化がある。私たちの部屋を見回してみると、エアコン、テレビ、照明といったように、それぞれの機器に特化したリモコンが複数あるが、こうした機器がひとつの音声認識デバイスで操作できるようになれば、まずはリモコンが不要になるのだ。
こうしたホーム・オートメーションは、単純な便利さだけにとどまらず、たとえば介護分野での自立支援といった面でも期待されている。キーボードが消え、声が操作の主役となるということは、ユーザーがコンピューターやその操作に精通していなくても動かせるということなのだ。
HomePodの登場によって、ようやく役者がそろった印象のある音声認識デバイスの分野だが、本格的な広まりは今年の年末から来年になりそうだ。

 HomePodは12月発売で、当初はアメリカ、イギリス、そしてオーストラリアに販売が限定されている。これには音声認識システムの言語の壁が大きく立ちはだかっているとされている。開発が先行している英語においても、地方のなまりや、独特なアクセントは認識率が悪くなることがAmazon echoでも、Google Homeでも報告されている。

 HomePodが搭載しているSiriでも、認識の精度を高め、日本語を含む他言語に対応させてゆくのは至難だと予測され、アップルの本気が試されることとなる。

 対応した機器を音声でつなぎつつ、複雑な設定や操作を不要とする音声認識デバイスは、今後爆発的に普及することが予想される「すぐそこにある未来」だ。コンピューターといえば、モニターのついたパソコンやスマートフォンの画面を指していた時代から、本体がどこに置いてあるかも意識することのない、見えなくなったコンピューターを声で呼び出すという新時代がいま始まろうとしている。


(文・ライター、ブロガー 堀 E. 正岳/朝日新聞デジタルのライフスタイルウェブマガジン「&M」)