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(株)フュートレック【2468】の掲示板 2018/06/15〜2018/11/27

フューさんのIR文章が相変わらず分かり難いので、俺の解釈を再記(一応、近い分野の現役技術者)。

提携のフェイズは2段階あり、まずは、言語に依存しない「音響処理技術」のリファレンスプラットフォーム開発で協力し、その後、中国語、日本語それぞれの認識エンジンを製品(6chマイクアレイによる360度対応前提なので、おそらくAIスピーカーや移動ロボット、AI家電等)に搭載し各国展開する流れのようです。iFLYTEKさんの中国での音声認識シェアは70%らしいですから、共通プラットフォームで「音響処理技術」だけでも搭載させてもらえれば、将来的に日本国内の比ではないロイヤリティ収入が期待できるでしょう。

SKグループ提携時のIRと今回のIRで、googleとアマゾンが支配する英語圏は避け、アジア圏の音声認識先進国(AIスピーカー販売台数で2位の中国、3位の韓国)で、各言語共通の「音響処理技術」を武器に、製品組み込み技術の強みを活かし勝負する、というフューさんの中長期戦略がはっきりした気がします。