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カネ美食品(株)【2669】の掲示板 2015/04/08〜2023/01/06

>>249

年次報告書が来て、改めてセクター別の利益推移を確認した。
ナガイを買ってから外販事業が赤字になっており、ユニーファミマの赤字会社を押し付けたことは明白。

ユニーファミマからすれば、旧カネ美食品のような優良下請けに赤字会社を買わせて業績を悪化させ、下請けの創業家から株を買い取ってやり、社長職には残すが、役員の大半は入れ替えして実権を掌握できた。満足な取引だろう。

一方、カネ美食品の株主にとっては、ユニーファミマに乗っ取られたようなもの。本来はユニーファミマが負うべき赤字子会社(ナガイ)の損失をカネ美食品が負っている。本当に腹立たしい。

かと言って、誰も歯向かう人はいない。カネ美食品は元々下請けだから、元役員を含めて文句なんか言えっこない。お坊ちゃまが社長で残っているし。社員や個人株主でも気が付いている人がいるだろうが、騒いでもメリットが小さく、何も変わらない。

そして、事情の知らない個人投資家は優待目当てで買うかもしれないが、機関投資家は徐々に処分を進めるだろう。

これから先、ユニーファミマはもう少し外販事業でカネ美を買いたたいて損失を出させて、ある時点で創業家から買い取った値段ぐらいでTOBをするのではないかと思う。その時は、「業績不振会社を、前の値段(業績悪化前の株価)で買ってやるからありがたく思いなさい。」ぐらいの態度なんだろうな。

振り返ると、創業家の三輪一族がナガイ買収を断れなかったのが、全てだろう。
断れなかったならば、株式売却した際にカネ美食品の社長職に未練を持たずに辞めるべきだったと思う。
お坊ちゃまにはそういう英断は出来なかったんだろうな。

テナント事業は儲かっているんだから、カネ美食品の業績もユニーファミマ次第(外販の買取価格次第)ということ。
俎板の上の鯉だったのか。
買い増して失敗した。