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木徳神糧(株)【2700】の掲示板 2015/04/29〜2020/04/07

株主(投資家)が歓迎する自社株買いは、市場で流通している株式を買うことにより、
需給面からの株価上昇をもたらすものです。

将来、取得した自己株式を消却すれば、1株当たりの価値(希少性)が上がって、
株価は上昇しやすくなります。

木徳は、平成 29 年4月 24 日 に、自社株式393,000 株を1株642円で、
立会外買付取引により取得済みです。

これは、流通市場からの取得ではなく、大株主からの取得と思われますが、
木徳は、「何のために、誰から取得したのか、消却の意思はあるのか」を説明しません。
(本当に不親切です。一般株主など「ゴミ」としか考えていないのでしょうか。)

たしかに、営業利益や経常利益の大幅な減益が明らかになったのに、
株価が上昇するのは不自然です。

一部に、「神明・木徳・全農」の合併や企業統合への期待があるようですが、
全農は、「協同組合連合会」であって、会社ではありません。

2月13日発売の週刊ダイヤモンドの取材では、神明と木徳の社長の反応は、
「大義名分がない」など否定的なものでした。

いずれにしても、企業の独占・寡占を禁止した「独占禁止法」に
抵触するようなことは、公正取引委員会の認可が得られません。

木徳の減益傾向が続き、企業合併・統合の思惑がはずれれば、
株価は適正な価格に収斂(しゅうれん)していくと思われます。