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(株)三栄建築設計【3228】の掲示板 2015/04/29〜2017/05/26

>>959

本日、3月12日(日)

今週の17日(金)、2017年春号の四季報が発売される。
3月3日、IR開示した2件に関する東洋経済新報社のコメントが四季報速報に詳細に記載。

◎3月6日付四季報速報
~三栄建築設計の今17年8月期上期は期ずれで営業利益下振れ。が、通期の期初増益計画は堅持
今回の上期営業利益の下振れは、開発不動産、戸建て、アパートそれぞれに売上げ計上が間に合わなかった案件があったためとしており、いわば「期ずれ」による一時的な要因。これらの案件は下期には計上される見込みのため、会社では旗幟計画の通期営業利益は修正せず、そのまま堅持した。東洋経済もこれを踏襲する方針だ。
ずれ込んだ案件は宅地開発が3件、戸建て住宅が34件、アパートが15件で、決済日の延期、住宅ローン審査の遅れ、工事期間の延長などがその理由になっている。会社ではすでに通期業績確保にかかわる在庫は確保しており、下期はずれ込み案件が売上高に計上されてくるため、通期の売上高1021億円(前期比40%増)、営業利益98.3億円(同36%増)という期初計画は確保できるとしている。

目標確保なら売上高は1000億円の大台乗せとなり、営業利益は3期連続増益、配当も3期連増配。通期配当44円(前期33円)になる。

◎3月7日付四季報速報
~三栄建築設計は米国での不動産開発を加速、カリフォルニアに全額出資子会社など設立へ
100%子会社、共同出資会社とも米国のカリフォルニア州に設立するもので、当社としては両方で並行して現地での不動産開発を進めていく計画だ。米国では、今後、「ジェネレーションY世代」(米国においては1980年から1990年に生まれた世代といわれている)による分譲住宅並びに賃貸住宅に対する需要が安定的に推移し、ニーズは高いとみているためだ。

米国でも、単独、共同出資会社の両方で開発を進めていく方針で、これはベトナムの場合と同様だ。基本的にはリスクが高い大型の開発は共同出資会社で、比較的ロスクが少ない案件は単独の子会社で進めていくスタンスのようだ。

既に公知の事実だから特に新しい情報はなく新鮮味のない内容だが、三栄のリスク管理が理解できた。
四季報速報で、三栄の2つのIRが、このように詳細に記述されたことに驚いた。

3/10(金)1,521 前日比-2(-0.13%)