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(株)メディカル一光グループ【3353】の掲示板 2015/04/08〜

 財務省と内閣府が13日発表した法人企業景気予測調査によると、4~6月期の大企業全産業の景況判断指数(BSI)はマイナス7.9だった。マイナスは2四半期連続。外国為替市場での円高・ドル安の進行や熊本地震による自動車などの生産停止が響いた。前回調査の1~3月期はマイナス3.2だった。

 4~6月期は大企業のうち製造業はマイナス11.1となり、1~3月期のマイナス7.9からマイナス幅が拡大した。自動車で熊本地震による生産停止や円高進行による利幅縮小が懸念されたほか、スマートフォン向け電子部品などで海外需要の減少を指摘する声もあった。

 非製造業はマイナス6.3だった。日銀のマイナス金利政策や年初からの金融市場の混乱を受けて金融業、保険業が低調だった。

 先行き7~9月期の見通しはプラス5.8、10~12月期はプラス7.4となった。7~9月期は製造業がプラス7.0、非製造業がプラス5.2と、それぞれ改善を見込む。財務省は総括判断を「企業の景況感は足元で慎重さがみられるが、緩やかな回復基調が続いている」に据え置いた。

 2016年度の設備投資見通しは前年度比3.8%増だった。設備投資見通しは前回調査の6.6%減から改善したものの、前年の15年度見通しに比べるとプラス幅は低い。景況判断指数は「上昇」と答えた企業と「下降」と答えた企業の割合の差から算出する。