投稿一覧に戻る (株)菊池製作所【3444】の掲示板 2017/03/17〜2018/12/04 705 slow life 様子見 2018年10月2日 11:59 >>703 「相場の福の神」として活躍する財産ネット・企業調査部長の藤本誠之氏が注目企業の経営陣にインタビューし、その会社の核心に迫るシリーズ。今回は菊池製作所<3444.T>の菊池功社長です。同社は板金や成形の技術を基盤に、工業品の金型や試作を手掛けています。また、大学などの研究機関を支援することで、新たな商機を獲得しています。 <産学連携に強み、研究機関を支援> ――産学連携の領域に強いとか。 「金型、試作と同時に研究開発の支援にも力を入れています。さらに、約30の大学において約50の研究室と提携している点は他社にない強みだと思います。もともと細かい製品を高い精度でつくることを得意としており、オリジナルな発想でものづくりをする産学連携との相性は非常にいいのです」 <「パワースーツ」など事業化、ロボット開発プラットフォーム構築へ> ――具体的にはどういったサポートを? また、ビジネスモデルは? 「研究が軌道に乗ってきた段階でその技術を活用し、大学や教授と共同出資で起業します。例えば、介護や荷物の運搬に役立つ『パワースーツ』や、ドローン(小型無人飛行機)を事業化してきました」 「日本のベンチャーは技術があるのに開発資金が少なかったり、マーケットが小さかったり、英語ができないために市場を拡大しにくかったりと、いろいろな問題を抱えています。それをサポートし、コンプライアンスや製品保証の面から支えていくことで、優れた研究開発が日の目を見るようになります」 ――出資先の数は? 「最初のころは20社程度でしたが、現在では約40社を抱えています。将来的には子会社数を100に増やすのが目標です」 ――今後の展望を教えてください。 「これからの日本では、ロボットが一段と重要な産業となると考えられます。もちろん新たに参入する動きも加速するでしょう。培ってきたビジネスモデルを通じてこの市場をけん引し、いずれはロボット開発のプラットフォームを構築したいと思います」 菊池製作所は資金にとどまらず技術も供与できる、ベンチャー企業の「ゆりかご」的な存在です。現状は大きな収益が望みにくい状況ではありますが、長期的には出資先のベンチャーのIPO(新規上場)が相次ぐ可能性もあり、ポテンシャルは計り知れません。まずは最初の1社の新規公開が待たれます。 そう思う0 そう思わない0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
slow life 様子見 2018年10月2日 11:59
>>703
「相場の福の神」として活躍する財産ネット・企業調査部長の藤本誠之氏が注目企業の経営陣にインタビューし、その会社の核心に迫るシリーズ。今回は菊池製作所<3444.T>の菊池功社長です。同社は板金や成形の技術を基盤に、工業品の金型や試作を手掛けています。また、大学などの研究機関を支援することで、新たな商機を獲得しています。
<産学連携に強み、研究機関を支援>
――産学連携の領域に強いとか。
「金型、試作と同時に研究開発の支援にも力を入れています。さらに、約30の大学において約50の研究室と提携している点は他社にない強みだと思います。もともと細かい製品を高い精度でつくることを得意としており、オリジナルな発想でものづくりをする産学連携との相性は非常にいいのです」
<「パワースーツ」など事業化、ロボット開発プラットフォーム構築へ>
――具体的にはどういったサポートを? また、ビジネスモデルは?
「研究が軌道に乗ってきた段階でその技術を活用し、大学や教授と共同出資で起業します。例えば、介護や荷物の運搬に役立つ『パワースーツ』や、ドローン(小型無人飛行機)を事業化してきました」
「日本のベンチャーは技術があるのに開発資金が少なかったり、マーケットが小さかったり、英語ができないために市場を拡大しにくかったりと、いろいろな問題を抱えています。それをサポートし、コンプライアンスや製品保証の面から支えていくことで、優れた研究開発が日の目を見るようになります」
――出資先の数は?
「最初のころは20社程度でしたが、現在では約40社を抱えています。将来的には子会社数を100に増やすのが目標です」
――今後の展望を教えてください。
「これからの日本では、ロボットが一段と重要な産業となると考えられます。もちろん新たに参入する動きも加速するでしょう。培ってきたビジネスモデルを通じてこの市場をけん引し、いずれはロボット開発のプラットフォームを構築したいと思います」
菊池製作所は資金にとどまらず技術も供与できる、ベンチャー企業の「ゆりかご」的な存在です。現状は大きな収益が望みにくい状況ではありますが、長期的には出資先のベンチャーのIPO(新規上場)が相次ぐ可能性もあり、ポテンシャルは計り知れません。まずは最初の1社の新規公開が待たれます。