(株)ミライノベート【3528】の掲示板 2017/11/20〜2017/11/22

中国電、エア・ウォーターとバイオマス発電　福島に施設
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2289389030102017LC0000/

石炭など化石燃料を使わず木質燃料のみを使うバイオマス発電所で、中国電としては初の試みとなる。11月下旬に両社が共同出資する新会社を設立。2018年11月に発電所の工事に着手し、20年12月ごろの運転開始を目指す。
発電出力は７万5000キロワットで、木質燃料のみを使う「バイオマス専焼」の発電所としては国内最大規模となる。総事業費は非公表だが、数百億円規模になる見通しだ。

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国産の木質ペレットは生産性が低く、
小規模工場での生産が大多数であり、
国内需要に対する供給が不足している。
一方で海外の輸出余力は相当に高く、
その生産規模からして廉価で作られ、
大量輸送にも適したエネルギー資源だ。

現在、国内最大級としてうたわれる
バイオマス専焼発電所は
「京浜バイオマス発電所」（昭和シェル）
発電規模は「4.9万kW」であり、
2015年11月から稼働しているが、
その燃料の全てを東南アジア及び北米
すなわち日本国外から調達している。
年間22万トンもの木質バイオマス燃料を
国内で安定的に調達するのは困難である、
というのが理由であるらしい。

上記ニュースの福島県いわき市の
バイオマス専焼発電所も、文字通り
「木質バイオマス燃料のみ」使用する。
発電規模は「7.5万kW」、京浜の1.5倍、
国内最大級を誇る発電規模となるが、
これに必要な木質バイオマス燃料を
全て国産によって主要に調達するとは
およそ考え難い。

ならば、それを「何処」へと求めるか？


『福島新エネ社会構想』は、
経済産業省・農林水産省が共に推進する
疑いようもなき大義を伴う国家事業だ。
平成29年度予算規模は「526.6億円」。
そして平成30年度予算要求のうちにも、
当然『福島新エネ』は組み込まれている。

これらはあくまで「一諸相」に過ぎないが、
妄想のためにこれ以上の付言は必要なかろう

再掲のコメントばかりで恐縮だが、
一定の意義有りと思料し申し述べる　ククク