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(株)ミライノベート【3528】の掲示板 2018/01/20〜2018/01/24

【3528】プロスペクト、投資判断・ベール材料豊富、思惑も|NYK公式・日本株・為替・投資全般情報|note(ノート)

NYK さんtwitter

当記事は2018年1月19日に執筆されたものです。

●基本データ
1/19終値=68円、PBR(株価純資産倍率)=0.94倍、
1株配=4.00円、利回り=5.88%(市場第1位)、PSR(株価売上高倍率)=0.82倍、長期RSI=61.9、
年初来高値からの騰落率=-34.62%。時価総額=274億円程度。

主要顧客=伊藤忠都市開発株式会社、連結子会社=21社

●テクニカル・材料など

日足SMAではローソク足が短期線を下抜け十字足で引けた。週間高値は73円で大陰線を付け、下放れとなったが押し目買いが入った格好。
25MA及び75MAの両方が上昇基調ということに注目。

しかしEMA上では5MA上に株価は止まった格好だ。

日足一目均衡表は陽転した雲上で推移、転換線の推移も順調だ。

週足一目均衡表では、転換線が基準線を好転し、尾行線も好転間近というところまできているようだ。
陽の雲に頭を突っ込んだが、再度下に弾かれている。少々日数経過すると雲のねじれも発生。
上抜けとなるか。

週足SMA+EMAの複合チャート。
週足SMAでは短期線が中期線をゴールデンクロスしたが向きが下向き、これから修正か。
先駆けて週足EMAは中期線、長期線共に上向き、SMAに続きゴールデンクロスとなった。
日足は完全上昇トレンド化により、下り基調であった回帰トレンドも平衡まで修正された。
強弱含む面があるが、総合的には「買い」場面。

現在の株価抑制要因は、大株主であるラザード・アセット・マネジメントがTPJF完全子会社化に伴う株式交換により手中にしたプロスペクトの株券について、その保有割合を市場売却で減少させていることにある。
ラザードは当初、長期保有するのではないかとも思われたが、プロスペクトに対しての保有目的を「純投資」としていた為、利益確定の売りを行うのは想定内。
そして、もう一つの要因はJPモルガン証券による機関空売りだ。ラザードの保有株売却に合わせるように空売りを仕掛けてきている。先に空売りを仕掛けたOXAMや
モルガンスタンレーは60円付近で既に撤退している。
JPモルガン証券は最初の空売りを60円付近で行い、その後買いが強く上昇してしまった経緯がある。
そのため、平均空売り単価を上げるために再度70円超え水準で追加売りをする必要があったのではないかとも想像できるが詳細は不明だ。

空売り側のJPモルガンはは株価が下がれば儲かるが、保有株売却のラザードAMは出来るだけ高く売った方が儲かる。
そして、前回に続き今回も新株予約権を子会社のTPJFから引き受けた英国領のArrowsmith Fundも市場売却するのであれば、株価はより高いほうが良い。
行使価額は49.2円で売却価額は11.8円、合計61.0円となる。
そして徐々に保有割合を増加させているGO ETFの存在もある。
個人を含む各機関の思惑が絡まり合い、日柄調整が進められている。
この最近、行使が盛んな第3回新株予約権は平成27年12月21日に現完全子会社のTPJFに割当てられたもので、その用途は以下の通り。

①太陽光発電事業に対する投資及び事業資金 
平成32年3月迄

②③企業買収、業務提携その他のM&A調査費用及び資金 平成30年1月迄

②③については対象を「総合建設業」又は「金融証券業」を営む企業のいずれか、あるいは案件規模によってはその両方としている。
(※プロスペクト社IRより抜粋)
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これからの材料と思惑、注目したい内容等
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