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(株)コロプラ【3668】の掲示板 2016/03/03〜2016/03/13

コロプラのVRがらみの特許見つけた。
特許査定になっている。
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(11)【特許番号】特許第5882517号(P5882517)
(24)【登録日】平成28年2月12日(2016.2.12)
(45)【発行日】平成28年3月9日(2016.3.9)
(54)【発明の名称】ヘッドマウント・ディスプレイを用いたコンテンツ視聴システム
(73)【特許権者】
【氏名又は名称】株式会社コロプラ
(72)【発明者】
【氏名】小林 傑
【審査官】鍬 利孝

【要約】 (修正有)
【課題】ユーザが、人気がある放送局コンテンツをリアルタイムに把握可能とする、ヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)を用いたコンテンツ視聴システムを提供する。
【解決手段】各々が別個のHMDに接続される複数のコンテンツ視聴装置と、ネットワークを介して複数のコンテンツ視聴装置に接続されるサーバ装置とを備える。各コンテンツ視聴装置が、仮想空間に配置された複数の仮想ディスプレイをHMDに表示させる表示部であって、HMDが具備する検出器で検出される動きに応じて任意の仮想ディスプレイが選択可能である表示部と、受信した複数の放送局コンテンツの各々を、仮想ディスプレイの何れかに関連付けて再生する再生部と、サーバ装置に送信するために、特定の仮想ディスプレイ上で再生されている放送局コンテンツのユーザ視聴データを取得する視聴データ取得部とを備える。
【選択図】図3

(株)コロプラ【3668】 コロプラのVRがらみの特許見つけた。 特許査定になっている。 --- (11)【特許番号】特許第5882517号(P5882517) (24)【登録日】平成28年2月12日(2016.2.12) (45)【発行日】平成28年3月9日(2016.3.9) (54)【発明の名称】ヘッドマウント・ディスプレイを用いたコンテンツ視聴システム (73)【特許権者】 【氏名又は名称】株式会社コロプラ (72)【発明者】 【氏名】小林  傑 【審査官】鍬  利孝  【要約】      (修正有) 【課題】ユーザが、人気がある放送局コンテンツをリアルタイムに把握可能とする、ヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)を用いたコンテンツ視聴システムを提供する。 【解決手段】各々が別個のHMDに接続される複数のコンテンツ視聴装置と、ネットワークを介して複数のコンテンツ視聴装置に接続されるサーバ装置とを備える。各コンテンツ視聴装置が、仮想空間に配置された複数の仮想ディスプレイをHMDに表示させる表示部であって、HMDが具備する検出器で検出される動きに応じて任意の仮想ディスプレイが選択可能である表示部と、受信した複数の放送局コンテンツの各々を、仮想ディスプレイの何れかに関連付けて再生する再生部と、サーバ装置に送信するために、特定の仮想ディスプレイ上で再生されている放送局コンテンツのユーザ視聴データを取得する視聴データ取得部とを備える。 【選択図】図3

  • >>620

    【発明の詳細な説明】
    【技術分野】
    【0001】
    本発明は、ヘッドマウント・ディスプレイを用いたコンテンツ視聴システムに関するものである。より詳細には、ユーザの頭部に装着されるヘッドマウント・ディスプレイを用い、頭部を動かすことによる簡単なユーザ操作を通じて、ユーザが仮想空間の視界内にある仮想ディスプレイのコンテンツを視聴可能とすると共に、サーバ処理を通じて各ユーザの視聴状況をリアルタイムに把握可能とするコンテンツ視聴システムに関するものである。
    【背景技術】
    【0002】
    ユーザの頭部に装着され、眼前に配置されたディスプレイ等によってユーザに仮想空間における画像を提示可能なヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)が知られる。特に、特許文献1に開示されるようなHMDでは、仮想空間に360度のパノラマ画像を表示可能である。このようなHMDは通例、各種センサ(例えば、加速度センサや角速度センサ)を備え、HMD本体の姿勢データを計測する。特に、頭部の回転角に関する情報に基づくことで、パノラマ画像の視線方向変更を可能にする。より詳細には、HMDを装着したユーザが頭部を回転させると、それに併せて360度のパノラマ画像の視線方向を変更することにより、ユーザに対し、映像世界への没入感を高め、エンタテインメント性を向上させる(特許文献1の段落〔0003〕,〔0033〕,〔0034〕および〔要約〕参照)。
    【0003】
    加えて、特許文献1には、頭部の動きによるユーザ・ジェスチャとHMDでの画面の操作(例えば、表示画面切り替え)を予め関連付けておき、頭部の傾きや加速度に基づいてユーザのジェスチャを特定した際に、該ジェスチャに関連する画面操作を実施することが開示される。これにより、ユーザがHMD装着時に手元が見えないことに起因したコントローラ操作の不便性を解消する(同文献の段落〔0080〕~〔0083〕参照)。

  • >>620

    【0004】
    しかしながら、特許文献1の上記開示は、センサにより取得される頭部動作の情報について、単に、パノラマ画像の視線方向特定のために、またはユーザ・ジェスチャの特定のために使用しているに過ぎない。近い将来、HMDを使用した各種アプリケーションが数多く開発され、HMDがより広範に普及することが見込まれるが、その際に、頭部動作の情報は、上記に限られずアプリケーション起動中の様々な場面で適用されることが期待される。その一例として、以下では、仮想空間に配置されたマルチ仮想ディスプレイをHMD上に表示するアプリケーションを想定する。特に、当該仮想ディスプレイが仮想テレビであり、テレビジョン受像機で受信した放送局コンテンツ(テレビ番組)を仮想空間内で再生し、HMDを装着したユーザが、放送局コンテンツを視聴するようなアプリケーションを想定する。ここでは、HMD本体の頭部動作を、現実世界のテレビ番組交代等のコントローラ(リモコン)操作全般をHMDの動作で代用させることが期待される。
    【0005】
    現実世界のテレビでは、ユーザがテレビ番組を視聴する際、ユーザがリモコンを操作してチャンネルを切り替える、所謂ザッピングと称される操作を実施することが多々ある一方で、ユーザがHMDを装着して仮想空間に没入している場合は、ユーザは手元を観察することができず、誤ったリモコンボタン操作を生じさせることになる。非透過型のHMDを使用することにより、ユーザが全視界を覆われるような場合には、ユーザは外界を全く観察することができないから尚更である。また、現実世界のテレビでは、人気がある放送局コンテンツがどれかについてリアルタイムにユーザが把握することは困難である。例えば、視聴率データは放送終了後に第三者機関により公表されるため、放送局コンテンツを視聴しているユーザがリアルタイムに当該放送局コンテンツの視聴率を把握することはできない。

  • >>620

    【先行技術文献】
    【特許文献】
    【0006】
    【特許文献1】特開2013-258614号公報
    【発明の概要】
    【発明が解決しようとする課題】
    【0007】
    本発明は、仮想空間に配置されたマルチ仮想ディスプレイをHMD上に表示するアプリケーションにおいて、従来のリモコン操作の代替としてHMDによる頭部動作を適用することを目的とする。特に、仮想空間のマルチ仮想テレビ環境内でテレビ番組を放送するアプリケーションにおいて、従来のリモコン操作によるザッピングをHMDの頭部動作で実施させることを目的とする。
    【0008】
    また、ネットワークを介してユーザ視聴情報をサーバに送信し、サーバが放送局コンテンツの各ユーザの視聴データをリアルタイムで集計してユーザにフィードバックすることにより、ユーザが、人気がある放送局コンテンツをリアルタイムに把握可能とすることを目的とする。