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タクシー運賃見てから乗車可能に アプリ使い来年度実験

2016年11月7日19時4分

国土交通省は、タクシーの運賃を乗車前に提示するサービス導入の検討を始めた。「運賃がいくらかかるか分からない」「ぼったくりでは」という乗客の不安解消をはかる。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、外国人観光客が安心して乗れるように、との狙いもある。

 実験は来年度、国交省とタクシーの業界団体が共同で始める。システムは全国的な普及を目指すが、実験は東京など一部の地域で、期間と台数を限定して行う。

 仕組みは、スマートフォンでタクシー予約をする既存の「配車アプリ」をもとに、現在地や目的地を入力すれば、運賃を自動計算して画面に表示することを想定。客は金額を見てから、利用するかどうかを決められるようにする。サービスは配車を依頼する場合でも、路上で走っているタクシーを拾う場合でも利用できるようにする。

 タクシー運賃は基本的に、乗車時間と距離をもとに決まるが、渋滞などによって同じ区間でも運賃に差が出ることもある。これを踏まえ、渋滞情報やGPSなどを使ってなるべく実態に近い金額を自動計算できるようにする。メーター運賃と比較して、降車時に安い方を選べる仕組みも検討する。アプリはタクシー会社ごとではなく、複数の会社が利用できるタイプを想定しているという。

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