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(株)ブロードバンドタワー【3776】の掲示板 2017/07/01〜2017/08/09

ビッグデータが新たな価値を創造する
2020年には、世界中で500億台以上のモノがインターネットに繋がると言われています。それらが情報を送ると、インターネットには膨大な情報が蓄積されることになります。これをビッグデータと言いますが、まさにビッグデータの収集こそIoTの主な目的であるといっても過言ではありません。ビッグデータはそのままでは活用することはできません。ビッグデータを分析し、何らかの価値を生み出すことが重要になります。

たとえば、先ほどのヘルスケアの例では、ビッグデータによって集められた膨大な情報を分析し、個人の体質との関係性をAIによって推定することで、その人に合った最適な健康管理プランを自動的に作成することができるようになります。

密接な関係にあるIoTとM2M、センサーネットワークとビッグデータ
以上をまとめると、次のように言えます。

M2Mは機械同士の接続の世界
IoTは機械同士の情報をインターネットやクラウドサーバーに情報を集めてビッグデータ化する世界
そして、M2MとIoTを理解するためには、センサーネットワークとビッグデータについても理解する必要があります。

センサーネットワーク:センサー同士が互いに繋がり、情報を収集する技術
ビッグデータ:センサーネットワークから収集されてアップロードされた全てのデータ

パソコンだけがインターネットに繋がっていた20年前から、実は「インターネット家電」といった言葉でIoTに相当する考えはありました。それが現実的になったのはM2Mの進展によるところが大きいと言えます。

M2Mの核心となる技術はセンサーネットワークです。今や車や家電、携帯端末、事務機器、工場設備、ビルなどさまざまな場所でセンサーが使われています。センサーの情報を閉じた世界だけで使うのではなく、センサー同士が互いに繋がり、情報を収集し、ビッグデータ化することで、今までにない価値を生み出します。