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(株)ディー・ディー・エス【3782】の掲示板 2018/08/11〜2018/08/17

自治体ポータル

2018年は「生体認証」標準化躍進の年になるか。
〜話題の「 FIDO」生体認証について考えてみた 野村 靖仁氏 (下記 抜粋)

自動車に「FIDO」のシステムを搭載すると、指紋認証したスマホが「車のキー」になり、車の所有者と「個人認証」できればエンジンを始動させる仕組みが構築できます。逆に、ここで車のユーザーとして認証されなければ、車を運転することはできませんので、自動車の盗難防止に役立つと思われます。

電気自動車であれば、GPSシステムと連携させることで、充電スタンドの位置まで車を誘導した上で、充電する際の決済手段として活用することも可能です。

このように「FIDO」と「IoT」が連携することで、家の鍵、ホテルの鍵、金庫の鍵など、物理的な「鍵」をスマホに置き換えることができます。
さらに※既存のクレジットカードが「FIDO」のシステムと連携すると、店舗で買い物をする際に、レジにスマホをかざして指紋認証をするだけで、安全な決済が数秒で完了するシステムが実現します。
また、行政機関や病院など窓口での手続きについても、簡略化できる可能性があると思われます。これまでは、市役所の窓口で手続きを行う際に、さまざまな申請書類に住所・氏名等の個人情報を記入していました。それらが、「FIDO」による「個人認証」を活用することで、より厳格な本人確認が可能になるとともに、住所・氏名などを何回も記入する必要がなくなります。

将来的には、「FIDO」のコアシステムであるスマホ内での指紋認証機能と、通信機能だけに特化した、ブレスレット・ネックレスのようなウェアラブルデバイスを実用化することで、高齢者も使いこなすことが容易な、ユーザーフレンドリーなサービス提供が可能になると考えられます。
今年、2018年は「IoT」が暮らしに身近なものとなり、それに伴って、生体認証を活用した「FIDO」が躍進する年になるのでしょうか。 しばらくは、「FIDO」を巡る動向から目が離せないと思っています。

【 FIDO規格の可能性=ディーディーエスの可能性】by ウタ