(株)テクノマセマティカル【3787】の掲示板 〜2015/04/15

株式会社テクノマセマティカル（本社：東京都品川区、代表取締役社長 田中正文 東京大学 客員教授）は、先に開発した数学的手法を駆使した独自のコンピュータアルゴリズム｢DMNA｣（Digital Media New Algorithm）を使用して開発した、「8pixel/clock 高速JPEGエンコーダ」IPコアをリリースいたします。「8pixel/clock 高速JPEGエンコーダ」IPコアは、60MHzクロックで４K×２Kの画像を１秒間に６０枚リアルタイムエンコードすることを可能にします。また、高速処理を低いクロック周波数で実現することから、リーク電力を抑える事ができ、JPEGエンコードの高速処理を低消費電力で実現します。
テクノマセマティカルは、「DMNA」を用いて高性能・低消費電力のJPEGハードウェアを開発・提供してきており、それらは、デジタルスチルカメラに代表される大画面・高速処理が必要とされる、幅広いアプリケーション向けのSOC/ASIC用のIPコアとして多くのお客様にご採用いただいております。
今回開発した「8pixel/clock 高速JPEGエンコーダ」IPコアは、すでにリリースされている「4pixel/clock JPEGハードウェアエンコーダ」IPコア、「4pixel/clock JPEGハードウェアデコーダ」IPコア、「1pixel/clock JPEGハードウェアエンコーダ」IPコア、「1pixel/clock JPEGハードウェアデコーダ」IPコアなどのJPEGシリーズにおける最上位スペックのエンコーダIPコアとなります。「より大画面をより高速処理し、なおかつより低消費電力」の技術的には相反する厳しい要求を高いレベルで満足させる唯一の選択肢です。
テクノマセマティカルは、今後もさらに厳しい要求を満足させる高性能・高機能・低消費電力のJPEGハードウェアIPコアをリリースしてまいります。
＜8pixel/clock 高速JPEGエンコーダIPコアの仕様概要＞
◆ ISO/IEC 10918-1 JPEGベースライン方式に準拠。
◆ 4:2:2時で最大8pixel/clockの高速エンコードを実現。
◆ SOI、APP1、DHT、DQT、DRI、SOF0、SOS各マーカ対応。
◆ 最大４つの量子化テーブルを内部に保持可能。
◆ ハフマンテーブルとしてISO/IEC 10918-1標準規格のtable K.3～6を内蔵。
◆ Pre-Encode機能（エンコード前に符号量を概算する仕組み）を内蔵。
◆ レジスタ・インターフェースとして、AHBを採用。
◆ 画像、ビットストリーム用インターフェースとして、AXIを採用。
2013年4月18日
報道関係各位
NEWS RELEASE
株式会社 テクノマセマティカル
（証券コード：3787 東証マザーズ）
テクノマセマティカル、「DMNA」を用いて
8pixel/clock高速JPEGエンコードを実現！！
～高速処理を低消費電力で実現～
―圧縮率1/1000(*1)の驚異的な画像圧縮を実現―
*独自のコンピュータアルゴリズム｢DMNA｣とは、画像や音楽の圧縮伸張処理で使われているDWT（離散ウェーブレット変換）、DCT（離散コサイン変換）、算術符号、ME（動き検出）、デブロッキングフィルタ等の負荷が重い演算処理を数学的手法を駆使することで、演算の負荷を大きく減らし、画質や音質を損なうことなく高速処理することを可能にする手法です。
株式会社テクノマセマティカルについて
テクノマセマティカルは、2000年 6月に東京都品川区に設立、2005年12月に東京証券取引所 マザーズ市場に上場しました。東京大学客員教授で工学博士の田中正文によって設立された、数学の専門家とエレクトロニクス技術者が結集したアルゴリズム スペシャリスト集団です。
同社のミッションは、数学的手法を駆使した独自のコンピュータアルゴリズム「DMNA」を使用して開発した差別化技術で、低消費電力、高速処理、高画質、低遅延、高音質の圧縮伸張ソリューションを成長著しいモバイル機器や各種デジタル機器等に提供するほか、それらの差別化技術をシステムとして総合的に応用しデジタル関連分野であらゆる可能性に挑戦することで、お客様の成功を実現、夢と感動を与え続けることです。
◎本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
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株式会社テクノマセマティカル
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