阿波製紙(株)【3896】の掲示板 2018/02/15〜2019/12/03

植物原料のプラスチック 設備投資の費用補助へ 環境省
2018年8月30日 7時12分 NHK

海洋汚染や海の生態系への影響が懸念されるペットボトルなどのプラスチックごみを削減するため、環境省は、来年度から植物を原料とする「バイオマスプラスチック」を使った製品を開発する企業や、プラスチックから紙に切り替えて製品を作る企業を対象に、設備投資の費用の一部を補助する方針を決めました。
ペットボトルやレジ袋、それにストローなど使い捨てのプラスチック製品が海に流れ出ると、紫外線や波の力で細かく砕け、回収が難しいうえ、有害物質を付着しやすい特徴があることなどから、海洋汚染や海の生態系への影響が懸念されています。

このため環境省は、プラスチックごみを削減しようと、来年度、石油ではなくトウモロコシなどの植物を原料とする「バイオマスプラスチック」を使った製品を開発する企業や、プラスチックから紙に切り替えて製品を作る企業を対象にした補助制度を設ける方針を決めました。

環境省は、設備投資にかかる費用の最大３分の２を補助する方針で、来年度予算案の概算要求に関連費用として50億円を盛り込むことにしています。

使い捨てのプラスチック製品をめぐっては、ストローなどの提供の禁止や廃止の動きが世界で急速に広がっています。

日本でも大手メーカーや外食大手などが対応に乗り出していますが、プラスチックごみの削減やリサイクルをいかに国全体で加速させるかが課題になっています。