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住友化学(株)【4005】の掲示板 2017/11/15〜2018/03/02

【DPF 事業からの撤退について】

 住友化学は、このたび、ディーゼルエンジン車に装着するチタン酸アルミニウム製のすす除去フィルター(ディーゼル・パティキュレート・フィルター、以下「DPF」)事業から撤退し、当社子会社である住化セラミックスポーランド社を解散することを決定いたしました。

 住友化学は、2011 年9 月に住化セラミックスポーランド社を設立した後、DPF の製造・販売を行ってきましたが、自動車業界を取り巻く環境が変化する中で、中長期にわたって安定的に収益を確保することは困難と判断いたしました。

 住友化学は、今後も、新たな価値創造を通じた持続的な成長を目指し、技術優位性のある分野を中心に経営資源を振り向けてまいります。

<住化セラミックスポーランド社の概要>
会社名 : Sumika Ceramics Poland Sp. z o.o.
所在地 : ポーランド共和国ヴロツワフ
設立年月 : 2011 年9 月
資本金 : 573,319 千PLN (住友化学100%)
社長 : 平出 浩朗
事業内容 : DPF の製造・販売                               -以上-


 …とのことです。

  • >>46

    <日経>◇住友化学、排ガス浄化装置から撤退 欧州法人を解散

     住友化学は17日、ディーゼル車の排ガス浄化装置(DPF)事業から撤退すると発表した。日本ガイシや米コーニングなど先行組に追いつくのが難しいうえ、自動車の電動化による逆風もあり、事業継続は困難と判断した。生産拠点のポーランド法人を解散し、現地工場は売却を検討する。

     DPFはディーゼル車の排気部分などに搭載して、排ガス中の微細な粒子状物質を除去する装置。住友化学は2011年、ポーランド南西部ブロツワフに「住化セラミックスポーランド」を設立。新工場に約150億円を投じて参入した。

     新素材「チタン酸アルミニウム」で粒子状物質を捕集するDPFだったが、最後発ということもあり、採用は思うように進まなかった。独フォルクスワーゲンの排ガス不正をきっかけにディーゼル車に逆風が吹く中、出荷開始から約3年での早期撤退を決めた。

     現地採用の約100人の従業員は解雇となる見込み。16年3月期に製造設備などで81億円の減損損失を計上したほか、事業撤退による影響は18年3月期の業績予想に織り込み済みという。