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日産化学(株)【4021】の掲示板 2015/04/28〜2020/08/12

ttps://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170602-03414029-kabukei-stocks
日産化は反落、自社株買い終了を発表で需給への影響を警戒
6月2日(金)13時14分配信 株経ONLINE

 日産化学工業 <4021> が反落。この日、自社株買いの終了を発表しており、需給面への影響を警戒した売りが出ているようだ。

 5月12日に発表した自社株買いでは、上限を170万株(発行済み株数の1.12%)、または50億円を上限としていたが、6月1日までに130万3700株を取得。取得価額の総額は49億9980万円に上ったという。



【コメント】
自社株買いは、基本的には(完全市場を前提とした場合)株価に中立です。
ただし、株価が割安に評価(過小評価)されている時の自社株買いは株価にプラス要因となり、株価が割高に評価(過大評価)されている時の自社株買いは株価にマイナス要因となります。
今の日産化学では、あまり気にしなくて良いと思います。

(参考)
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自社株買い
stock repurchase

自社株買いとは、企業がキャッシュを支払って、市場から自社の株式を買い戻すこと。日本では1994年に解禁された。

企業サイドから見ると、手持ちのキャッシュを株主に還元するにあたり、配当として支払うという方法の他に、株主から自社株を買い戻すという新しいオプションができたと考えられる。その意味で、自社株買いは配当政策と同等の意味合いを持つものと言える。近年では、配当政策と自社株買いを合わせて利益還元政策と呼ぶようになってきた。

完全市場を前提としたMM理論の元では、配当政策同様、自社株買いは株主にとっての企業価値、すなわち株価に対して中立とされている、しかし実際には、配当のシグナリング効果で示したのと同様の理屈から、投資家は自社株買いをするという企業の行動に様々なメッセージを読み取り、それが株価に影響を与える。したがって、配当の場合と同様、企業はそうした要素も勘案した上で自社株買い実施の是非を判断しなくてはならない。
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