ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

東ソー(株)【4042】の掲示板 2017/07/23〜2018/04/30

☆今日の株式 続落、米ダウ250ドル安が重荷 個人から売り圧力も

 21日の東京株式市場で日経平均株価は続落しそうだ。
 20日の米ダウ工業株30種平均が前営業日に比べ254ドル安と大幅に反落し、日本株に対しても投資家心理が悪化する。
 米長期金利は節目の3%に近づく水準で高止まりしており、日本を含む世界の株式の割高感はくすぶる。
 国内の個人投資家の売り圧力は高いとみられるのも懸念だ。一方、円相場が1ドル=107円台前半に下落しているのは日本株の下支え要因になる。

 20日の米ダウ平均は7営業日ぶりに反落した。
 四半期決算で1株利益が市場予想を下回った小売り大手のウォルマート株が急落し、指数を押し下げた。
 米国株には利益確定売りが膨らんだ面もある。
 S&P500種株価指数オプションの価格から算出する予想変動率である米VIXは20日に20.60と4営業日ぶりに節目の20を超え、投資家の不安心理は再び高まった。

 大阪取引所の夜間取引で日経平均先物3月物は2万1830円と20日清算値を100円下回った。投資家のリスク選好姿勢が弱まり、日本株にも売りが出るだろう。

 国内の個人投資家の売りが待ち構えているとの見方も、相場の重荷になりそう。
 東京証券取引所が20日に発表した16日申し込み時点の信用取引の買い残高(東京・名古屋2市場、制度信用と一般信用の合計)は前の週の9日時点に比べて542億円減ったものの3兆3555億円と過去1年間の平均(約2兆7000億円)を上回る高水準にある。
 市場では「2万2000円が接近すれば下値で信用買いを入れた投資家や目先の戻り一服を見込む個人の売りが出て、株価の大幅上昇は見込めない」(国内証券 S)との声が出ている。

 一方、外国為替市場で円相場が1ドル=107円台前半に下落し、円高・ドル安は一服している。輸出企業の業績悪化の懸念の後退は、一定の買い安心感につながりそうだ。株式相場が下落すれば日銀の上場投資信託(ETF)買い入れがあるとの見方も、押し目買いを誘う可能性がある。

 日本やユーロ圏、米国の1月のPMI(購買担当者景気指数)の速報値が発表になる。
 1月の全国百貨店売上高も発表される。
 米国では1月30~31日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表される。〔日経QUICKニュース(NQN)