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デンカ(株)【4061】の掲示板 2015/04/28〜2017/10/30
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>>851
2017年06月06日
【化学大手 高機能品の「稼ぐ力」増す】化学工業日報より
化学大手の2018年3月期は各社が収益成長の原動力に据える高機能品事業の利益比率が高まる。
好況の追い風で収益が上向いている石油化学分野は米国シェール由来の石化新工場の稼働で市況が年後半から下降に転じる見通しの一方、自動車、有機EL、ヘルスケアなどをターゲットにする付加価値素材が伸びる。
各社は不採算事業の改革を一巡、不安要因は少ない。
追い求めてきた高機能品を軸に需要機会をいかに取り込むかが各社の成長を左右する。
Oh!Kabu-Kabu 2017年6月2日 09:29
2017年06月02日
【新たな成長ステージ迎えた化学企業】化学工業日報より
化学各社による新たな経営計画の発表会見や、経営概況の説明会が相次いでいる。
各社戦略の共通点の一つは「共創」「コネクト」「フュージョン」などのスローガンを掲げ、グループで保有する技術力やノウハウを結集し、新たな価値の創造に挑む姿勢だ。
そして、もう一つは単に利益率の向上や各種経営指標の改善を目指すのではなく、同時に規模的拡大を志向する企業が増えていること。
ピークだったリーマン・ショック直前の水準を、名実ともに乗り越えた各社が「新たな成長」に挑む姿勢が鮮明となってきた。
日本の化学企業は、2008年夏のリーマン・ショックや11年の東日本大震災、あるいは1バーレル100ドルを突破した原油高騰や1ドル80円前後の円高などを受けて、厳しい収益環境に直面した。
この間、不採算事業からの撤退を含めた事業構造改善を断行し、有利子負債の圧縮も進めてきた。
効率重視、利益重視の経営を志向しつつ、来たるべき新たな成長期に備えてきたといえよう。
こうしたなかで15年度、16年度と2年続けて経営環境に恵まれ、化学企業の大部分が過去のピークを上回る利益水準を達成した。
いよいよ各社は過去に経験のないステージに突入し、成長を重視した経営に舵を切り始めている。
目を引くのは拡大成長に向けた旺盛な投資意欲だ。
積極的にM&A(合併・買収)を検討するほか、既存の主力製品についても設備投資を推し進め、グローバルに供給能力の拡大を図る考え。
成長を重視するため、一時的にはリターンを上回る規模の拡大投資を検討する企業も少なくない。
日本の化学企業が世界市場をリードする高機能化学品の需要が、ますます拡大していることが背景にある。
またグループが有する技術・知見を組み合わせて、需要家のニーズに応える新たなソリューションを生み出し、提供しようという戦略も各社の共通点だ。
そこには時代が求める新素材・部材の開発をリードし続け、グローバル競争を生き抜く自信と決意がある。
厳しい構造改善の時代を乗り切り、未踏の領域で挑戦を始めた化学企業の動きに注目したい。
~~文字数の制約により、一部を省略しています~~
★デンカも時代が求める新素材・部材の開発を続け、競争を生き抜いて欲しい