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三井化学(株)【4183】の掲示板 2018/11/23〜2019/05/15

2019年1月17日
【三井化学、「Alliance to End Plastic Waste」に参加】
~プラスチック廃棄物管理支援の世界的な取り組み~

 三井化学は、「AEPW」の設立メンバーとして参加しました。これはAEPWの取り組み趣旨に当社が賛同するものです。

 AEPWは、海洋プラスチック問題等で注目されているプラスチック廃棄物管理を支援する非営利団体で、現在、化学、プラスチック加工、小売り、廃棄物管理等プラスチックのバリューチェーンに携わる世界各国の企業28社が参加を表明しています。
 参加各社の強みを生かしたアライアンスを通じ、次の4つの分野に於いて持続可能な社会への貢献を目指します。

●インフラ開発●イノベーション●教育・啓蒙活動●清掃活動

 プラスチックは、世界中の人々の生活利便性と恩恵をもたらすものです。製品・サービスの機能・性能の改善を図りながら食品ロスの削減、物流の高度化やエネルギー効率の向上等、多くの社会的課題の解決に貢献しています。その一方でプラスチック廃棄物の不適切な管理による海洋への流出が世界中で大きな関心事となっており、化学業界を超えた社会の課題となっています。

 AEPW参加に際し、淡輪社長は「プラスチック廃棄物管理の最大の課題は、如何に回収し処理するかだ。日本の化学産業はこれ迄に3R(リデュース、リユース、リサイクル)へ取り組んでおり、これら日本のプラスチック廃棄物の管理手法は、その課題解決に貢献しうる一つのモデルになる。海洋への多量のプラスチック流出が指摘される地域に我々が蓄積した知見を伝えるなど、世界に情報発信していくべきと考える。会長を務める“海洋プラスチック問題対応協議会”に於いても、化学産業が率先して取り組むべき問題と捉えており、解決に対し関係企業・団体が一致団結して貢献していく。当社GrはAEPW参加各社等と協調し新たなソリューションを提案していきたい」と述べた。

 当社Grは「環境と調和した共生社会」「健康安心な長寿社会」を実現すべくビジネスモデルの変革を進めています。2018年4月に「ESG推進室」を設置、当社GrとしてESGの考え方を積極的に取り入れています。

 今後も革新的な新製品や技術開発及びAEPW参加各社との積極的なアライアンスを通じ、当社Grは持続可能な社会の発展に取り組んで参ります。